ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

スズメ

2011年04月08日 | 沖縄の動物:鳥

 われと来て遊べや

  このごろは、虫たちにぐっと近付くことができて、その近写が撮れるようになった。それはおそらく、私が、殺気の消えたオジサンになったからではないかと自分では感じているのであるが、ところが鳥の写真はなかなか撮れずにいる。特に小鳥の写真が撮れない。シジュウカラもツバメもそこらにいて、見てはいるのだが、近くに寄ってくれない。そして、もっともひんぱんにそこらをうろついているスズメでさえ、近くに寄ることがなかなかできずにいる。そーっと近付いても感づかれてしまう。
 すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る
 われと来て 遊べや 親のないすずめ
  これらは小林一茶の句だったと覚えているが、心の優しい一茶には、警戒心の強いスズメも懐いていたのであろうか。一茶とは楽しく遊んだのであろうか。

 大学生の頃、貧乏だったので、酒は概ね安い居酒屋で飲んでいた。吉祥寺にあったもっとも安い飲み屋はカウンターで立ち飲みする店。前金制の店。つまみや酒が無くなったらすぐに追加注文しないと追い出される店。その店では、立ち飲みも、追い出されるのも初体験だったが、カエルの串焼きも初体験で、スズメの姿焼きも初体験だった。
 その店には何回か行き、スズメの姿焼きも何羽か食った。スズメを食った人間の匂いが私から発せられているのだろうか。スズメは私に懐かない。私は一茶になれない。

 
 スズメ(雀) 
 スズメ目スズメ科の留鳥 ユーラシア大陸に広く分布 方言名:クラー
 名前の由来は資料が無く不明。方言名のクラーも不明。
 日本全国どこにでもいて、昔話にも登場し、誰もが良く知っている鳥。人家の屋根などに巣を作り、田畑の作物を荒らす害鳥ともなっている。
 アパートの畑には4、5羽でやってきて、なにやら採って食べているようだ。4、5羽がチュンチュンするくらいなら特に気にならないが、大集団となることも多い。大集団は朝方と夕方に巣のある所に集まって、一斉にチュンチュンする。とても煩い。
 その鳴き声、『沖縄の野鳥』にはチュンチュンの他、チュッ、チュッ、ジュクジュクなどがあった。人によって聞こえ方がいろいろあるみたいである。
 全長は14.5センチと、メジロより少し大きい。
 
 スズメ近写
 警戒心の強いスズメが足元にやってきた。何か咥えている。

 記:ガジ丸 2005.8.15 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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