ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

体を傷つけるもの

2014年03月13日 | ガジ丸通信-科学・空想

 2週間ほど前、友人のタクシー運転手Hと久々に会った。去年の暮から2、3度電話したが、取らなかったのだ。それには訳があった。「脳梗塞の疑いで入院していた」とのこと。「俺たちもそんな年齢になってしまったか」と溜息が出た。
 それから10日後の先週水曜日、友人のMから「Kが心筋梗塞で緊急手術となった」旨のメールがあった。メールをくれたMも数年前から原因不明の発疹が手に出て、今も治療中だ。HもMもKも高校の同級生。オジサンたちはこれまで生きてきた間に受けたあんなこんなの傷が溜まっていて、それが病気となって現れる歳、なのだと思った。

 これまで生きてきた間に、すぐに気付く表の傷がたくさん、すぐには気付かぬ内の傷がたくさん、体のあちらこちらに我々はたぶん受けている。それらの傷は治るものもあり、治らず溜まってしまうものもある。例えば、体の内部でいうと、血管の不具合(動脈瘤とか、血栓とか、小さな出血とか)は何度も(私が思うに、頻繁に)起きている。体の自然治癒力に関わる栄養やら細胞やらが頑張ってそれらをいつも治してくれている。
  であるが、何らかの原因で免疫力が弱っている時などは、それらの傷は残る。残った傷はたとえ小さくても、傷の上に傷が重なり、いつか命にかかわる大きな傷となる。
 免疫力を弱める何らかの原因の一つにはたぶん、「食の乱れ」があると思う。薬漬け栄養不足の野菜や穀物を食べ続けることによって、我々は生きる力を弱くしている。私が農業を始めるにあたって自然農法を目指したのは、「昔ながらの栄養豊富な野菜を食っていたい」という想いが強かったからだ。それで免疫力が強くなれば、多少の無理はきくだろうと思ったからだ。タバコ吸ってもいいよね、酒飲んでもいいよね、ってこと。
           

  タバコも酒も体に負の影響を与える。少々は良いが過ぎるとダメらしい。ではあるが、私が思うに、タバコも酒も心には良い影響を与える。もちろん、憂さ晴らしでがぶ飲みする酒はダメだし、チェーンスモーカーみたいな吸い方はダメ。酒は楽しく飲んでこそ心の薬になる。肉体労働で汗をかいての休憩時間、クルザーター(黒砂糖)を齧って、お茶を飲んで、空を見上げて一服する。その時のタバコもたぶん、心の薬になる。
 私は医者でも無ければ科学者でも無い、体の仕組みと健康について詳しく調べた訳でもない。よって、それについて自信を持って何か言えるような立場では無い。私が語ることはテーゲー(大概:いいかげん)である。と断っておいて言いたいことを言うと、
 人が受ける心の傷、パワハラ、セクハラ、モラハラ、虐め、期待の重圧など、まとめて言えばストレス、それから受ける心の傷は体にも悪影響を与え、病気の元になる。

 従姉のM姉さん、I姉さんは共に心に傷を負い、M姉さんは体全体に、I姉さんは言語に不具合がある。どちらも前夫との不具合関係(DV等)が原因だと聞いている。伯母の告別式の日、M姉さんの妹K子が来ていたので話を聞くと、「もうほとんど家に閉じ籠り放し、歩くのも100歳の婆さんみたいだよ」と言っていた。M姉さんはまだ60代半ばだ、心に受けた傷がいかに深いものだったかということが想像された。
 言語に不具合があるI姉さん、離婚して里に帰り、しばらくして体は元気になった。でもまだ、上手くしゃべれない。心の傷が脳の傷として深く残っているのだろう。
          

 記:2014.3.14 島乃ガジ丸

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