ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

リュウキュウアブラゼミ

2011年06月03日 | 沖縄の動物:昆虫-カメムシ・セミ

 寝不足の怒り

 私はけして暴力的人間では無い。争いごとは好まない。争いを挑んでくる人がいると無視する。なので私は、自分のことを平和主義者であるとばかり思っていた。ところが、相手を無視するということは、自分の心と脳から、あるいは、自分の時間と空間から相手を消すということだ。それはたぶん。平和的手段では無い。
 争うのは面倒である。その種を身の回りから消してしまうのは、面倒から逃げているだけのことである。私は平和主義者では無く、ただの面倒臭がり屋のようだ。
 
 面倒臭がり屋は怒るのも面倒だと思っているので、怒ることは滅多に無い。最近では、2、3年前、「金寄こせ」としつこく言ってきた姉に怒鳴った、10年ほど前、男の更年期障害でイライラしていた頃、チンピラと喧嘩しそうになった、30年ほど前、酔っ払って暴れている友人にブチ切れて、ブン殴った、などがある位である。
 そんな温厚な私が、「チクショー、オメェら皆殺しだ!」と、手にマシンガンがあればぶっ放すかもしれないほど怒りに駆られることがある。朝のセミ供。
  奴らは夜明けと共に騒ぐ。私は毎日寝不足となる。寝不足が続くとイライラする。何日も続くと、「もう我慢が効かねぇ!」となってしまう。私の怒りの相手のセミ、主犯格はクマゼミだが、リュウキュウアブラゼミもかなり煩い。
 争いごとを好まない私は、「もう我慢が効かねぇ!」となっても我慢している。私は未だ、セミ一匹も殺していない。寝不足がさらに続くと、意識が朦朧となって、「もう、どうでもいいや」と思うようになるからだ。夏になると、毎年毎年それの繰り返し。

 
 リュウキュウアブラゼミ(琉球油蝉):半翅目の昆虫
 セミ科 体長40ミリ内外 方言名:ナービカチカチ
 名前の由来は資料が無く不明。油という字は広辞苑にあったが、何故、油なのかもよく解らない。アブラゼミの体が特にテカテカしているようには見えない。もしかしたら、体を絞ると油が出るのかもしれない。が、その油を食いたいとは思わない。
 方言名のナービカチカチは、鍋のしりを包丁で掻き落すような騒がしい声という意らしい。群れて「ジ、ジ、ジ」と鳴き、確かに煩いが、煩さではサンサナーに少々劣る。
 体長40ミリ内外。体は黒色で、翅は暗褐色の不透明。
 6月下旬から7月上旬と9月中旬から10月上旬の2度の最盛期があるとのこと。
 
 セミの幼虫1
 どの種のセミの幼虫か不明だが、春から夏にかけて土を掘ると出てくる。
 
 セミの幼虫2
 これもどの種のセミの幼虫か不明。幼虫1よりも成長している。

 記:ガジ丸 2011.5.5 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行

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