ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

草抜きの退屈で平和な時間

2011年05月20日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 畑小屋作りが概ね(台風対策用補強材設置が残っている)終わって、4月28日から草抜き作業に入った。畑は全体で約100坪あり、その内の60坪は通路、刈草置場、クロキなどの植栽域で、20坪は果樹園、残りの20坪が畑となっている。畑と畑側の通路は私が丹念に草抜きをやっていたので、一ヶ月放っていても、さほど雑草は多くない。しかし、果樹園の辺りは雑草だらけ。頭痛がするほど蔓延っていた。
  28日から5時間、3時間、2時間半と、3日続けてやったが、まだやっと半分といったところ。梅雨入り前には除草を済ませるつもりだったが、例年より1週間ばかり早く、30日には梅雨入りしてしまい、以来ずっと天気は悪い。たまの天気の悪くない日にコツコツとやっているが、まだ終わらない。終わらないが、終わる。
          
          

 草抜きばかりもやっていられない。「他にやることはいっぱいあるぜ」という理由もあるが、草抜き作業は退屈なのだ。草抜きは作業に集中しなければならないので、好きな妄想ができない。作業自体も楽しくない。なので、退屈する。上記の3日間に加え、5月2日、7日、9日と計6日間やって、いいかげん飽きてしまった。
  私の畑にさまざまな昆虫が生息していて、それらが草陰に隠れていて、草抜きをしているとそれらに出会う、なんてことがたびたびあれば、退屈せずに草抜きもできるのだが、私の畑に昆虫は多くいても、「さまざま」はいない。草抜き作業で出会う昆虫のほとんどは、既に見ており、写真も撮ってあり、HPで紹介も済んでいるものだ。
 と書いて、「何だって!」と、別の私が思う。
 「お前はどういうつもりで昆虫の紹介をしているんだ!」と問う。
 「どういうつもりって、・・・うーん、自分の勉強のつもりかなぁ。」
 「昆虫が好きじゃないのか?」
 「うん、好きじゃない。嫌いでも無いけど。」
 「なるほど、だから、写真を撮ったものは興味が無いんだな。」

 いやいや、仰る通りなのだ。
 首里にあるアパートの畑の土は、沖縄島南部の土が概ねそうであるように、石灰岩質アルカリ性の土で、宜野湾にある畑の土は、客土した赤土の酸性土壌である。
  アパートの畑と宜野湾の畑には、そこに住む動物に違いがある。それは、アルカリ性だから酸性だからという違いなのかは不明、あるいは、雑草が多いか少ないかという違いなのかもしれない。または、土壌中の有機物の多い少ないという理由からかもしれない。アパートの畑にはミミズが多くいて、宜野湾の畑にはコオロギが多くいる。
 私はもう、ミミズを見てもコオロギを見ても、「やー、」なんて挨拶はしない。「なーんだ、またお前かよー」なんてことさえも思わない。無視、だ。「大自然には命が溢れている。なんて素晴らしい世界」なんて崇高な思いは、これっぽっちも無い。

 便所(和式)座りして、草を抜く。そのままの姿勢で前進し、また草を抜く。1時間ばかり続けると腰が痛くなるので、立ち上がる。ちょっとストレッチする。そしてまた、座る。草を抜く。そんなコツコツを繰り返す。あー何て平和なこと、とは思う。
          

 記:2011.5.20 島乃ガジ丸

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