ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

長寿日本一

2010年12月31日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 沖縄の男の平均寿命は、復帰直後からしばらくは全国一であったが、このところ年々ランクが下がり 今では二十台後半まで落ちている。元々怠け者の多い沖縄男子は体を動かすことが嫌いなので運動不足である。それでも、貧乏だった頃は粗食、小食で、摂取カロリーと消費カロリーとはバランスが保たれていた。それが復帰後、貧乏では無い人が増え、粗食、小食では無くなってきた。カロリーのバランスが崩れてしまったのである。
 つまり、平均寿命のランクが落ちた原因は肥満なのである。沖縄の肥満度は男女とも全国一なのだそうだ。そう、「男女ともに」だ。であるが、それでも、沖縄の女は長寿日本一のままなのである。つまり、男にとって肥満は寿命を縮める要因となっても、女にとっては、さほど大きな問題では無いということなのだ。痩せる目的が健康維持ということであれば 沖縄の女は、わざわざ辛い思いをして 痩せる必要など無いのである。

 先週土曜日、友人Hの店に行き、いつものようにパソコン作業をしていた。Hは若い頃柔道で鳴らした筋肉質の締まった体、それが今ではボテボテの腹の持ち主で、やや肥満体である。女房のE子も筋肉質ではあるが、子供を産んでからは太り気味で、今では見事な肥満体。このHPにもたびたび話題になる三段腹E子とは彼女のことである。
  E子はいつも明るく元気。社交的で友人も多い。「楽しくなければ人生じゃない」みたいな生き方をしている。肥満など無問題、きっと長生きするであろう。
 そんな彼女はまたよくしゃべる。その日も、亭主と私を相手にひっきりなしにしゃべっていた。ところが、ふと気付くと、いつのまにかその声が聞こえなくなっていた。「ん?どうしたんだろう」と思って畳間をみると 彼女は、座卓の下に頭を突っ込んで寝ていたのである。「ほほう、日頃、痩せたいなどとほざいているが、実のところは、そんな気など更々無いのだ」と私は気付く。「昼飯にケンタッキーフライドチキンをたっぷり食べて、その後、昼寝をすれば、そりゃ三段腹も必然だわな。」と私は理解した。寝る子は育つというが、それはもう、ほぼ間違いなく、「寝るオバサンは太る」のである。
 E子が昼寝をしている時に、従姉から電話があった。「お菓子が置いてあったので、食べたわよ。あんたの?」と訊く。前日、喫茶店の従業員であるKさんから神戸土産だといって頂いたお菓子であった。それを、うっかり忘れてしまったのだ。従姉はそのお菓子の封を開け、いくらか食べてから「あんたの?」と訊くのである。「そうだ」と答えながら私は、わざわざ電話してくるくらいなら、食べる前に訊いたらどうだ!と心の中で思ったのであった。どうもオバサンは、食欲を抑えるのは苦手なようである。従姉も、E子ほどでは無いが、ちょっと太り気味。「寝るオバサンは太る」のであるが、また、「食うオバサンも太る」のであると認識する。そんなオバサンたちが長寿日本一を守っている。
     

 記:ガジ丸 2006.4.14 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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