ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

映画「やさしい嘘と贈り物」

2010年07月23日 | ガジ丸通信-音楽・映画

 今週日曜日に弟から印鑑証明書、戸籍謄本などが届いて、銀行やら郵貯やらの相続手続き、保険会社の保険金受取手続きなどの書類が概ね揃って、今週月曜日、朝からその書類等を整理し、銀行の分、保険会社の分をまとめ(郵貯は書類に不備があったのでできなかった)、「よし、今日で2つは終えよう、あと、税務署に行って不動産相続について相談しよう」と決め、髭も剃り、午後一番で小雨の中、傘を差して出かけた。
 銀行は徒歩5分とかからない場所なので歩いて行く。着くと閉まっていた。「何で?」と一瞬考える。授業中であるはずの小学生たちが歩いていた。それで気付いた。その日は休日であった。私の勤める会社は正月三が日、子供の日、旧盆のウークイ(送りという意味、最終日)、大晦日以外の祝祭日は休日では無い。なので、祝祭日に気付かないことが多い。何という祝祭日なのかも分からないことが多い。その日は海の日であった。

 休日なのであれば保険会社も税務署も休みであろう。前日、たくさんの鉢物や不要物を片付けてゴミだけが残った屋上の掃除も、雨なのでできない。畑仕事もできない。午後の時間がぽっかりと空いた。ということで、久々に桜坂劇場へ、映画を観に。
 父の具合が悪くなって実家へ通い始めて二日後の4月14日、父は元気だった。歩行器を使えば風呂にも一人で入れた。「大丈夫か?」と訊くと、「うん、もう大丈夫だ」と元気に答えた。で、安心して、映画を観に行ったのだが、それ以来の映画。

  今回観た映画は『やさしい嘘と贈り物』、夫婦愛、家族愛の物語。寂しさのあまり自殺をも考えている孤独な老人が、ある日、老女と出会い、恋をする物語。恋愛の物語がどうして夫婦愛になるのかというと、老女は実は、老人の妻であり、老人は記憶喪失でそのことをすっかり忘れているという設定。そこに、老夫婦の子供たちも絡んでくる。
 そんな歳とって、それほど恋愛に夢中になるか?と心の乾いた私は思うが、そんな歳とって、それほど恋愛に夢中になる老人も世の中には多くいるのだろう。もっとも私は、独りが寂しいなどとあまり思わないし、寂しいから死にたいなんて、おそらく死ぬまで思うことはないだろう。何しろ、私の周りにはマジムン(魔物)達がウヨウヨいる。

 恋愛に夢中になる老人という設定はさておいて、妻の献身的な愛情には感動する。夫婦愛もここまでくれば、何より換え難い宝物となるに違いない。二人の間にある宝物、普段は目に映らなくとも、たまに現れてくれるだけで二人は幸せに違いない。
 そんな夫婦、私の周りの同級生たちには少ない。「あいつらはそうかなぁ?」と2、3人の顔が思い浮かぶ程度だ。愛が熟するにはまだ若いのかもしれない。従姉夫婦は仲が良いと思う。彼らもまだ60代なので、映画の夫婦並みではないかもしれないが、あと10年もすれば何より換え難い宝物が手に入るに違いない。頑張ってね。
 このガジ丸通信で、私は時々姉の悪口を書いているが、弟を召使のように扱う姉と、召使のように扱われることが大嫌いな弟はウマが合わないのだ。ただ、私には嫌われている姉だが、社交的なので友人は多い。そして、夫と息子を愛している。息子を愛するがあまりに多少常識を逸脱することがあるのかもしれない。そしてまた、姉の夫も妻を愛している。なので、常に妻をかばう。これも麗しき夫婦愛、だと思うが・・・。
          

 記:2010.7.23 島乃ガジ丸

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