ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

他人の汚れたふんどし

2007年08月17日 | ガジ丸通信-政治・経済

 先の参院議員選挙で自民党が大敗したことに係わるニュースは、参院で与野党逆転、絆創膏大臣の辞任、テロ特措法の継続問題、内閣改造の人事予想など、約二週間(これを書いているのは8月14日)経っても報道番組などの話題となっている。
 それらの報道番組では、自民党大敗の理由について政治家、政治評論家などがあれこれ述べていた。民主党党首の地方行脚が功を奏したという点は、なるほどと思う。他に、これらは世論調査の結果にも出ているが、閣僚の度重なる不規則発言、政治と金の問題、都市と地方の格差拡大なども理由として挙げていた。それらももっともだと思う。

 私はしかし、別の理由を挙げたい。「荒心臓総理が何となく嫌」という理由である。魑魅魍魎(ちみもうりょう)のような人相をしている国会議員が多い中、彼はまともな顔をしており、ハンサムである。若くてスタイルも良く、話し方、所作など全体から受ける雰囲気も申し分ない。イイ男なのだと思う。
 イイ男であっても、その行動が悪ければ人気は落ちる。「こんな男に日本国の舵取りは任せられない」と思う人が増える。で、自民党惨敗となった。

 「荒心臓総理が何となく嫌」の「何となく」は、人によって多少の違いはあろうが、私は、「荒心臓総理の勘違いした強引さが嫌」である。
 「お前が強引に事を進めることができるのは、お前の力ではないだろう。前総理の濃い墨が言葉巧みに国民を操って、前の衆議院選挙で大勝したお陰だろう。お前は他人の汚れたふんどしを借りて、自分は強いなんて勘違いしてるんだぞ。」と思う。

 「他人のふんどしなんか借りるもんかい!」といった性格の母が、概ねそうやって生きてきた母が、この頃は私に少々甘えるようになってきている。「今度いつ来るの?○○買って来て」などと朝早く電話がかかってきたりする。
  入院生活が長く続いている母は、持病の悪化で食事がうまくいかず、体重が減り続け、体力が衰えている。30年間も一人で病気と闘ってきた母であるが、持病の苦痛が酷くなって、体力だけでなく、今では気力も少々萎えてきたみたいだ。そして、そうなってやっと、他人(息子の私を含めた)に少々甘えるようになった。
 ただし、母が甘えるのは状態の酷く悪い時である。そういった時でも母は、傍に座っているだけの私に、「ありがとう」と言うのを忘れない。何か買ってきてあげると、「お金大丈夫ねぇ。郵便局の私の口座からおろしておいで。」などと心配してくれる。
 私は、私のふんどしを毎日洗濯しなければならない。母が使いやすいようにきれいにしておかなければならない。と、チョイ悪オジサンは柄にも無く思うのである。
          

 荒心臓総理殿
 女は戦中戦後の苦しい時代を生き抜いてきたぞ。女は病に倒れてもなお、凛とした生き方をしたいと望んでいるぞ。真に強い女が、ここにいるぞ!・・・爪の垢、要る?

 記:2007.8.17 島乃ガジ丸

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後藤田正晴の言葉 (|日本政界を切り取る名言|)
「政治を志した者にとって、もっとも大事なことは、  人情の機微がわかるよう自分自身を修練することだと思う。  落選すると相手の人柄が本当によくわかるものである。  普通に話していても、投票が終わって、一、二ヶ月の間は、  相手が約束どおり自分に投票した