ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

キミノバンジロウ

2015年09月18日 | 沖縄の飲食:果物・菓子

 ストロベリーグヮバはイチゴの香りがすることからその名があるらしい。果実の色も熟すると赤紫色になり、大きさも径3~4センチとイチゴに近い。
 ストロベリーグヮバは和名をテリハバンジロウと言い、その仲間には「実は熟すると赤紫色」にならない品種もある。私の畑にあるテリハバンジロウは、実は熟すると黄色になる品種。文献によると、和名はキミノバンジロウとなっている。「私のバンジロウ、君のバンジロウ」の「君の」では無く、黄色い実のバンジロウという意味。
 学名は、
 バンジロウPsidium guajava L.
 テリハバンジロウPsidium cattleianum Sabine
 キミノバンジロウPsidium cattleianum Sabine f. lucidum Degener
となっていて、テリハバンジロウとキミノバンジロウはほぼ一緒。

 本家のテリハバンジロウは以前勤めていた職場にあった。実は赤紫色になったと記憶しているが、私は食べたことないのでその味も香りも知らない。
 私が借りている300坪の畑ナッピバルには、以前の借主である友人Tが植えたキミノバンジロウがある。借りた年(2012年)に、借りたのは8月でちょうど実が着いていたのでさっそく味見した。種の多いのが気になったが、普通のバンジロウよりずっとジューシーで甘みも強く、普通のバンジロウよりは美味いと感じた。
 キミノバンジロウ、美味いけれど小さいので、1個だけでは食い応えが無い。でも、種が煩いのでたくさん食べる気はしない。種が無ければ売れると思うのだが。

 種が煩くて売り物にはならないであろうキミノバンジロウ、1本しかないが毎年40~50個は収穫できている。何に使っているかと言うと、自給自足の好きな私、及び飲兵衛でもある私なので、言うまでも無く自家醸造果実酒に使っている。

 
 キミノバンジロウ(黄実蕃石榴)
 フトモモ科の常緑中木 ブラジル原産 方言名:なし
 テリハバンジロウの1種。バンジロウは別名のグヮバで有名。テリハバンジロウの別名もイチゴグァバ、またはストロベリーグァバという。
 ストロベリーグヮバの果実は熟すと赤紫色だが、本種は黄色。径3~4センチと小さいが、甘く、水分が多い。種が多く食べ辛いのはバンジロウと一緒。生食の他、ジャムやゼリーなどに利用される。収穫期は夏から秋。花はは白~淡黄色、開花期は夏。

 記:2015.9.14 ガジ丸 →沖縄の飲食目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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