ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

明日は明日の風が福袋

2008年12月26日 | ガジ丸通信-社会・生活

 長い人生の中で、かつて一度だけ福袋なるものを購入した経験がある。東京に住んでいる頃、学生だった頃だ。買った場所は、吉祥寺だったか、武蔵境だったか、国分寺だったか、伊勢丹だったか、東急だったか、イトーヨーカドーだったか覚えていないが、いくらだったか、袋の中身は何だったかも記憶に無いが、中身にガッカリしたことはよく覚えている。そのせいで、福袋、以降二度と買うことは無い。
 いくらだったか忘れたが、中身は値段よりお得だったことは確かだ。でも、多分、その多くが、よく考えれば自分の必要とするものでは無かったのだと思う。貧乏学生は、何て無駄なことをしたんだろうと、大いに反省したのであった。

  福袋、最近は中身の分っているものも多いらしいが、私が買った頃は、袋を開けるまでは何が入っているか分らなかった。なので、「何か良い物が入っているかもしれない」と期待する。けれども、期待は裏切られて、ガッカリとなる。
 「前の人に比べると明るくて元気がありそうだ。何とか上手く舵取りをしてくれるに違いない。」と大いに期待する。が、いざ、仕事をさせてみると、決断はぶれる、行動は遅い、トンチンカンなことを考える、などとなって、期待は裏切られる。
 船長は乗員の命を守る義務があると思うのだが、今度の船長はそういう意識があまり無いのか、「乗員がどうなっても、俺はこれからも裕福だ。」などと思っているのか、事態の深刻さを、緊急事態であることを感じていないみたいである。

  年内の景気対策を何もしないまま、かといって、解散もしないまま国会が閉幕した。船長には庶民の生活の厳しさが見えないのだから、しょうがないのだ。
 じつは、かくいう私も、船長が何もしなくたって、年度内(来年の3月いっぱい)は仕事があり、リストラの危険が無く、食うには困らない。じつは、かくいう私は、生来の楽天家なので、4月以降リストラにあったとしても、何とかなると思っている。
 けしてそうでは無いことも多いのだが、私の明日は、あるいは来月は、あるいは来年はきっと、何か良いことが待っていると思っている。私の未来は福袋である。

 寒風の中、不安を抱きつつ年末を過ごしている人々がいる。そんな彼らに「明日は明日の風が吹く」なんて言うと怒鳴られるかもしれないが、何とか希望を見つけて、生きていって欲しいと願う。来年にはきっと、口の歪んだ船長も辞めているだろう。
          
          

 記:2008.12.26 島乃ガジ丸

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