ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

人生のリスク

2008年10月17日 | ガジ丸通信-社会・生活

 先週末、宮崎から学生時代のバンド仲間であるIが沖縄に来た。出張とのことで、木、金が仕事、帰る日を延ばして土日を遊びとし、私のボロアパートに泊まった。
 彼は、女房と中学生の娘、小学生の息子がいて、一家の大黒柱であるにも関わらず、相変わらずヘビースモーカーであった。学生時代と同じショートホープを吸っていた。ショッポ(ショートホープのこと)は強い煙草である。今の私だと1、2本吸うだけで喉が痛くなる煙草である。Iはそれを1日30本ほども吸うらしい。

 同じバンド仲間で、Iとは子供の頃からの友人である宮崎出身のKは、大学卒業後、沖縄に住み着いて、結婚して、家も建てた。女房と高校生の娘と息子がいて、彼もまた、一家の大黒柱である。Kは10年ほど前にキッパリとタバコをやめている。
 Kも私もIと同じく、学生の頃はショッポを吸っていた。他の二人はどうか知らぬが、強い酒を飲み、強いタバコを吸うことが男としてカッコイイと私は思っていた。大学を卒業するとカッコよくなくてもいいと思うようになって、マイルドセブンに替え、ニコチン1ミリグラムのタバコが発売されると、すぐにそれに替えた。

 さて、強いタバコをたくさん吸い続けているIと、弱いタバコに替えて吸う量も少ない私と、キッパリとタバコをやめたK、この三人の中で誰が早死にしそうかというと、私はおそらくKではないかと予想している。彼は今の仕事に就いてからブクブクと太った。仕事柄、飲み食いする機会が多いのだと言い訳していたが、タバコをやめてからさらに太った。メタボどころの話では無い程となっている。

 タバコを吸う、酒を飲む、運動しない、などといったことは確かに人生のリスクになるであろう。ただ、交通事故に遭う危険があるから車に乗らないなどと言っては、人生の楽しみを失ってしまう。リスクを覚悟してタバコや酒を楽しみ、リスクを覚悟して面倒な運動を避けグータラする。また、リスクを覚悟して旅にも出る。飛行機に乗り、車に乗り、電車に乗り、知らない街の、夜の歓楽街へ出かける。

 宮崎からIと一緒にJさんという女性も来ていた。金曜日の夜、国際通りの近くにある飲み屋でIと飲んでいたら、9時頃に、「合流しませんか?」とJさんからIに電話があった。場所を聞くために私が電話を代わる。栄町のバーとのことであった。
  栄町の商店街は普通の商店街で、その中にある飲み屋も普通の居酒屋や、最近では若い人がやっている文化的匂いのする飲み屋などもある。が、商店街の周辺は大人の男を相手にする歓楽街である。裏にベッドルームのある店も多いと聞いている。そんな所にJさんの待っている店があった。女性が隣に寄り添ってくれるスナックバーであった。
 「何でそんな所に女一人?」と思って訊くと、泊まっているホテルの飲み屋で一人で飲んでいると、男に「カラオケ行かない?」などと声を掛けられて、ホイホイ付いて行ったのだそうだ。沖縄の人は皆親切だとでも思ったのだろうか?確かにその男性は悪そうな顔はしていない。が、しかし、「いくら何でも」なのである。ショッポを1日100本吸い続けるのと同じ位のリスクだと私は思う。以後気をつけてね、Jさん。
          

 記:2008.10.17 島乃ガジ丸

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