ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

何が何でも辺野古

2015年07月03日 | ガジ丸通信-沖縄関連

 先週のガジ丸通信の記事「未来も平和であるといいね」の最後に、
 摩文仁の沖縄全戦没者追悼式で沖縄県知事は戦没者追悼の他に、普天間基地の辺野古移設反対の意見も述べたらしい。会場からは拍手が起こったらしい。式典には今年も総理が参加し、式典後の記者会見で辺野古のことに触れたようだ。「普天間基地の危険性除去は辺野古移設しかない」と相変わらずの答弁、「何で沖縄?」には答えていない。
 と、柔らかく政府批判をした。その後のニュースでも官房長官やら防衛大臣やらの口からは「普天間基地の危険性除去のため」としか私は聞いていないのだが、テレビ観ない新聞読まない私なので、もしかしたら政府の誰かが「何で沖縄?」に答えているかもしれないと思って、強い批判はできないのであった。・・・と思っていたところ、

 一昨日水曜日の朝、友人のKが畑にやってきて2冊の雑誌を「面白いよ」と持ってきてくれた。その時彼に「普天間基地の危険性除去はよく理解できるけど、「だから辺野古新基地」が理解できない。『何で沖縄なの?』に政府は答えているの?」と訊いた。
 「全然答えてないよ」とK。Kはニュースに詳しく、知識と教養と常識を持ち合わせている男だ。彼がそう言うのであればそれに間違いなかろう。それにしても、ウチナーンチュが知りたいことに答えない、政府の答弁は木で鼻を括るみたいなものである。
 「手術しましょう」と医者。
 「何でですか?薬や放射線による治療もあるでしょう?」
 「手術の方がいいのです。」
 「何で手術がいいのですか?」
 「あなたの体の危険性除去のためには手術しかないんです。」
 「えっ!でも、薬で治ったという人もいますよ。何で手術なんですか?」
 「とにかく、手術しか選択肢はないんです。」
 ちなみに、「木で鼻を括る(きではなをくくる)」とは「無愛想にもてなすことのたとえ」(広辞苑)のこと。「ちゃんと説明しない」→「無愛想」→「バカにしている」という喩え話のつもりであったが、例えば、「手術した方が病院は儲かるんです」とでも医者が答えてくれたら、患者の「何で?」の疑問は晴れる。手術に納得はしないが。
          

 今週はまた、「何とまあ大胆な発言、酒の席で酔っ払っての発言か?」と思うようなニュースがあった。「お上のやることに反対する奴は潰せ」みたいな、まるで封建時代、あるいは、戦前の軍国日本の時代みたいな事を仰る。国会議員になるような人は知識と教養と常識を持ち合わせた人がほとんどであろうと私は思っていたが、発言そのものもバカだが、自らの発言が自分の属する自民党や政府にも悪影響を与えるということさえ想像できないバカが何人もいるようだ。「反対意見を封じろ」は中国や北朝鮮と変わらない。
 「国のやることに盾突くんじゃ無ぇ、この屁どもが!」と荒れ心臓総理も内心では思っているかもしれないが、大物は真意を口には出さない。もう1つ、これも私の勝手な想像だが、「中国は脅威である。軍港と飛行場を合わせ持った強力強大な基地が必要である。他府県でそんな危険なものを受け入れる所は無い。よって、辺野古しかない。」と総理が答えてくれたら、沖縄の「何で?」の疑問は晴れる。辺野古に納得はしないが。
          

 記:2015.7.3 島乃ガジ丸

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