ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

原付天国

2011年01月03日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 職場が忙しく、このところずっと現場に出ている。先週、梅雨が明けたと沖縄気象台が発表した。そして天気はその通りとなって、連日、晴天が続いている。炎天下での肉体労働はきつい。したたか汗をかき、そして、疲れる。
 したたか汗をかくのはしかし、私は好きである。家に帰ってからのビールがすこぶる旨いからである。家に帰って、服を脱ぎ、パンツとTシャツ姿になって、手と顔を洗い、肴を用意して、ビールをジョッキになみなみ注いで、一息でその6割方を飲み干す。汗がまたどっと噴出す。その汗をタオルで拭いながら肴を食い、ビールを飲み、煙草を吸い、ビールを飲む。1缶は約10分後には空になる。ジョッキに泡盛の水割りをつくり、その一杯が無くなる30分後くらいには汗が落ち着く。シャワーを浴びる。その後、もう1缶のビールを飲む。それだけ飲むと、労働の疲れもあって気分はでれーっとなる。でれーっとなると、文章書きやお絵描きは進まない。それらは週末の仕事となる。
 オジーオバーのためのパソコン講義もやっているため、週末は今、とても忙しい。忙しくなった週末、犠牲となったのは畑仕事と散歩。二つとも最近ほとんどやっていない。しかし、忙しくなったために真っ先に犠牲となったのは他にある。
  私の愛されていない愛車250CCのバイクが犠牲となった。1年以上も主人に放ったらかされて、ついに動かなくなった。錆だらけとなり、車体に蟻の巣もできていた。
 バイクは時々手入れしないとすぐに錆びる。その手入れが半日仕事なので、そのうちにと思っている内に1年が過ぎてしまったのである。記事を書いたり、絵を描いたり、調べ物したり、ガジ丸HPのために費やす時間は週に20~30時間である。HPを立ち上げた約3年前からそれは続いている。その時間を得るために、バイクの手入れがおろそかになった。そして、愛されない愛車は、愛されないまま死んでしまったのであった。
     

 バイクがまだ元気だった頃、実家へ用がある時、私は概ねバイクで通っていた。那覇の中心部にある実家から、はずれにある首里までの往復は、道路が混んでいることが多い。バイクだと混んでいても脇からすいすいと走れるのだ。
 那覇首里間に限らず、那覇周辺の道はたいていどこも混んでいる。ラッシュ時の幹線ともなると著しく混む。国際通り、国道330号線、国道58号線、県道27号線など、軒並みメチャメチャ混む。鉄道の無い(今はモノレールがあるが)沖縄では、移動手段の主たるものは車となっている。よって、単位面積辺りの車の占める比率は相当高いのではないかと思われる。ラッシュ時、それらの多くが道に出る。で、混む。
  そういう統計があるのかどうか不明で、確認はしていないが、単位面積辺りに占める比率がおそらく日本一高いのでは無いかと思われるものが他にある。それは、原動機付き自転車、50ccバイクである。道が混んでいると知っているので、車の傍からすいすいと走ることのできるバイクがウチナーンチュには人気なのである。
 倭国から観光で来て、レンタカーを借りて運転する。その車の右から左からバイクがすいすい通っていくのに驚かれた人も多かろう。倭国で多い自転車が逆に、沖縄で少ないことにも驚くかもしれない。自転車は自分でこぐ→疲れる。自転車はバイクに比べ目的地までの到着時間が長い→太陽に長時間晒される→暑い→疲れる。と言ったわけで、怠け者の多いウチナーンチュはバイクを選ぶものと思われる。沖縄は原付天国なのである。
     

 記:ガジ丸 2007.6.23 →沖縄の生活目次

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