ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

男の修業を怠けた結果

2017年04月21日 | ガジ丸通信-その他・雑感

 過日、ラジオを聴いていたら本の紹介をやっていて、その時紹介された本が何だったか忘れたが、同じ作者による2、3年前に刊行された『察しない男、説明しない女』の話に私の耳は反応した。日常は動植物の図鑑しか読まず、本屋に行かなくなって5、6年となる私は当然、その題の本の存在も知らず、噂も聞いておらず、当然読んでもいない。
 何故、私の耳が反応したかというと、「あっ、それだよそれ、それが俺の結婚できない理由だよ」と思ったから。「察しない」という点では、私は男の中の男である。
 子供の頃から理数系(勉強は大嫌いだったが数学は得意な方であった)の私の脳は、日常のほとんどを論理的思考している。真っ直ぐ立って、真っ直ぐ前を見て、真っ直ぐ歩いてきた私は、常に直球を待っているので変化球に弱い。変化球に私は気付かない。
     
 付き合っている女性がいた頃、彼女が急に不機嫌になったりしてもそれが何故なのか男脳の私には全く判らない。「どうした?」と訊いても彼女は説明しない。説明しないので男脳の私は数学の問題が解けなかった時のようにイラっとする。そういったことが2度目3度目となると面倒臭いので放っておく。放っておくと女性はさらに不機嫌になる。私はさらにイラっとする。ちっとも楽しくない。で、「別れよう」となる。
 女性と付き合って、女性脳に翻弄されながらも耐えに耐えて何とか女性脳を少しずつ理解できるようになって、イラっとすることも減って行き、楽しい付き合いができるようになる。女性脳を理解できるようになることは幸せな結婚をし、幸せな結婚を長続きさせるための男の修業なのかもしれない。その修業を怠けてきた私、だから結婚できない。

 『察しない男、説明しない女』をネットで検索してみた。本を紹介するサイトに、
 男と女はこんなに違う!
 男は結果を重視する/女は過程を重視する
 男はナンバーワンになりたい/女はオンリーワンになりたい
 男は日常が好き/女は記念日が好き
 男は「初めての男」になりたい/女は「最後の女」になりたい
 男は使えないものを集める/女は使えそうなものを捨てられない
 男は子どもでいたい/女は女でいたい
などというのがあった。これを見ると、私は男の中の男では無いようだ。私は過程が楽しい、オンリーワンでいい、初めてでも最後でもどうでもいい、使えないものを集めない、子供でいたくない。この6項目の内、私が当てはまるのは「日常が好き」だけ。
 そうだよ、私の脳は全くの男脳ではないのだ。デートしている時、彼女が寒そうにしていたらそれを察することができる。そして、自分の着ている上着の半分を彼女の肩に掛け彼女の肩を抱く。そんな優しさも持っているのだ。そうだよ、私が結婚できない理由は他にあるはずなのだ。見た目の問題とか、経済力の問題とかいったものだ。
 「察する男」とは、もしかしたら相手を思いやる優しさの他、相手を思う時間を惜しまない余裕と寛容を持った男なのかもしれない。私に優しさは少々あるが、余裕と寛容がまったく不足している。「説明しない女」にイラッとするのはそれが理由になっていると思われる。だから結婚できない。後期オジサンとなった今、結婚は諦めているが。
     
 記:2017.4.21 島乃ガジ丸

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