ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

キャンプ

2013年04月12日 | 沖縄05観光・飲み食い遊び

 軍事目的では無い方

 キャンプというと、今、普天間代替施設で有名になったキャンプ・シュワブがあるが、他に私が知っているだけでもキャンプ・フォスター、キャンプ・バトラー、キャンプ・キンザーなどはそれらがどこにあるかも知っている。キャンプ・フォスターには数度、海兵隊司令部のあるキャンプ・バトラーには1度、中に入ったこともある。
 キャンプ(camp)を広辞苑で引くと4つの意味があり、1「野営。テントの仮小屋。また、テントを張って泊まること」、2「兵営」、3「抑留所。収容所」、4「スポーツ選手などの練習のための合宿」であるが、上述のキャンプはその2のこと。「兵営」とあるが、ウチナーンチュのほとんどは「米軍基地」と認識している。

 キャンプというとしかし、私の世代、だけでなく今の若い人も「浜辺や川辺でテントを張り、そこで1泊、2泊し、海遊びをし、川遊びをし、カレーを作ったり、バーベキューを楽しんだり、酒をたらふく飲んで酔っ払って、砂浜に寝転ぶ」などといった、広辞苑でいう1の意味を真っ先に思い浮かべる。キャンプは楽しいのである。
  15年ほど前まで私は、年に2回から3回はキャンプに行っていた。それ以降の数年間は少なくとも年に1回は行っていた。その後、記憶している限り、ここ10年ばかりは1回もキャンプに行っていない。何故、若い頃は大好きだったキャンプに長いこと行っていないのかというと、理由ははっきりしている。歳取ったからである。私もだが、キャンプ仲間の誰もが、キャンプを計画するのが面倒になったのである。
 計画するのは面倒になったのではあるが、キャンプそのものが嫌いになったわけでは無い。機会があれば、というか、誰かが計画してくれればそれに乗っかりたい。あるいは、時間と心に余裕(今は畑が心配、この先収入があるかも心配)があれば、一人でもキャンプへ行ってみたいと思っている。潮の匂いと波音を聴きながら酒が飲みたい。

 私のキャンプ初体験は高二の夏休み、クラスメートの数名と、その内の一人Kの実家のある久米島、キャンプ場では無くその実家から少し離れた浜辺。自然のもの以外は何もない浜辺なので、水はKの実家からポリ容器に入れて使い、雲子は藪の中に入って、ショベルで穴を掘って、ハブに尻を噛まれないよう気を付けながらやった。
 そのキャンプ、当時入っていた部活の合宿があって私は2泊で帰ったが、残りの仲間はたぶんもう2泊くらいした。後日、彼らの話を聞いて驚いたことがある。
 私が帰った後、Kの親から鶏を2羽貰い、それを高校2年の少年達は、殺して、血を抜いて、熱湯をかけ、羽をむしって、さばいて、焼いて、食ったとのこと。私がいたら私もやったかもしれないが、「すげぇ」と思った。逞しい沖縄の少年達であった。

 その後、久米島では2、3回キャンプをしている。それはいずれもキャンプ場で、トイレやシャワーなどの設備があった。その他、慶良間諸島で何回も、沖縄島では数えきれないほどやっている。トイレやシャワー設備の無い場所でやったのは最初の久米島と沖縄島北部にある比地川での2度しかない。トイレはあった方が良い。
     

  キャンプの場所はほとんど、おそらく90%くらいはヤンバル(山原と書く。沖縄島の北部地域を指す通称)であった。ヤンバル以外では前述の久米島や慶良間諸島などの離島で、ヤンバルにも離島にも施設の整ったキャンプ場がいくつもあった。
 沖縄島では、ビーチやキャンプ場は西海岸沿いに多く並ぶ。那覇から国道58号線(復帰前は1号線と呼んだ)を北へ向かい、一般道を一時間も走ると恩納村山田となる。そこからムーンビーチ、タイガービーチ、冨着ビーチ、瀬良垣ビーチ、いんぶビーチ、名護市民ビーチなど多くの海水浴場が並んだ。たいていはキャンプも可能であった。
 海水浴場やキャンプ場は東海岸(那覇以北。南部にはいくつかある)にも無いことはないが、私が利用したことのあるのは漢那ビーチの一ヶ所だけ。その漢那ビーチでのキャンプはとても楽しいものだった。高校卒業記念キャンプ、男女数人ずつ参加し、大きなテントで雑魚寝した。私の隣には可愛い同級生が寝た、横になると目の前に彼女の顔が、腕に彼女のおっぱいが、彼女の寝息が・・・その話はまたいつか。
     

 記:2013.3.31 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行

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