ガジ丸が想う沖縄

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頑固ジジィは誰?

2011年09月23日 | ガジ丸通信-社会・生活

 友人のMがギャンブル好きの女好きでたくさんの借金を抱えた。私の3倍位の給料を貰いながら私からまでも借金したことについては、「オメェーよー、貧乏人の俺から金を借りるのか」と文句を言い、なかなか返さなかったので、しつこく催促もしたが、「ギャンブル好きの女好き」については、それが彼の生き方なので私は何の文句も無い。
 Mは仕事を辞めて、その退職金で全ての借金を返済した。退職金は給料に見合った大きな額で、借金を完済した後も多額が残り、彼は今、左団扇状態である。まともな人間なので遊んで暮らしているというわけではない。資格取得に現在励んでいる。

 大学の大先輩Aさんと時々飲みに行く。飲みに行くたんびに「人生は演技だ」などと自分の生き方を自慢され、「君も演技しなさい、一流の人間になりなさい、儲けることを考えなさい、結婚もしなさい」などとたっぷり説教される。前に一度、それらの一つ一つについて「お言葉を返すようですが」といちいち反論したのだが、それでもAさんはしつこく説教する。なので、それ以降私は反論はせず、黙って聞き流している。
 「畑耕して、芋植えて、芋掘って、芋食って生きてやる」という私の生き方が、Aさんはどうやら不服のようである。あるいは、そんな生き方が嫌いみたいである。一流メーカーの服を着て、車はベンツというAさんの生き方に私は何の文句も無い。文句は無いが、そんな生き方を目指しなさいと言っているのであれば、それは嫌である。

 先週木曜日から今週月曜までの4泊5日で八重山与那国周遊の旅に出かけた。「貧乏なのによく旅する金があるもんだ」と思われるかもしれないが、引っ越しのためにと何とか工面した金が十数万あった。ところが、引っ越しにかかる費用は最初の家賃も含め4万円ちょっとで済んだ。で、旅もできたわけ。なことはさておいて。

 今回の旅には同伴者がいた。同伴者は残念ながら男で、私と同年代のオッサン。大学時代からの友人Rで、埼玉に住み、東京の会社に勤めるサラリーマン。
  4泊5日のほとんどの時間をRと一緒に過ごした。それだけ一緒にいると互いの行動や思考に違いがあることが判る。Rはよく食う。朝飯はご飯を3杯食う。3杯食いながら食べ終わる時間は一杯の私と変わらない。Rは早食いでもあるのだ。夜の居酒屋でもRはよく飲みよく食べる。飲む量は私と同じくらいだが、食べる量は倍以上だ。満腹になるまで食うのが彼の幸せらしい。私は概ね腹六分で済ませる。
 店のメニューやガイドブックに載っている人気ナンバーワンというのも彼の好物であった。私は自分が食いたい物を食いたいので、他人の評価をあまり気にしない。
 Rはまた、速足でもある。周りの景色を見ずにスタスタ歩いて行く。私は周りの景色を眺めながらのんびり歩く。なので、Rと私との間に距離のできることが多かった。

 なんてことを書きながら、「頑固な奴だ」と思った。誰が?・・・ギャンブル好き女好きのMでは無く、生き方を押しつけるAさんでも無く、早足大食いのRでも無い。私は、人には人それぞれの生き方があるさと思っている分、他人の生き方に寛容だが、自分の生き方を他人に合わせようなどとは思わない。そう、私こそが頑固ジジィなのだ。
          

 記:2011.9.23 島乃ガジ丸

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