ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

宮古諸島オヤジ二人旅2012その2

2017年03月10日 | あいさつ

4、伊良部島(3泊目)

 1)伊良部トーガニ
 9月11日、10時40分に宮古空港着。空港からタクシーで平良(ひらら)港へ。11時30分発の船に乗って伊良部島へ。高速艇なので「所要時間10分」と速い。乗ったり降りたりの時間も含めて15分後には伊良部港へ上陸となった。
     
 港の待合室で「伊良部トーガニまつり」とあるポスターを見つけた。トーガニは初めて目にする言葉だが、ポスターの写真から民謡祭りであることは想像できる。多良間島でも宿へ着く前に「多良間シュンカニ大会」というポスターを見つけ、「民謡が盛んなんだ」と思ったが、伊良部にはトーガニという名の民謡があるようである。
 トーガニ、旅から帰ってから調べた。沖縄大百科事典によると、正式名称は『トーガニアーグ』といい、「一般的にはトーガニという。・・・短歌形の予祝的なもの(座敷様)と抒情的な歌謡がある。野崎トーガニと伊良部トーガニに大別される・・・伊良部トーガニは、旋律は定型化されない呂旋法(律の変型)による。男女の情感が自由に即興的に織りなされ、・・・」とあった。専門用語があって解り難いが、とりあえず、トーガニは宮古地方に伝わる伝統的な民謡で、八重山のトゥバラーマみたいなものと私は理解した。トーガニについてもトゥバラーマについても詳しくはいずれ別項で。
     

 2)伊良部と下地の間
 宿は港からだと島の反対側、下地島側方面にある。歩こうかと少し迷ったがタクシーに乗る。宿に着くと、昼飯時ということもあってかとても忙しそう。チェックインの手続きをやる暇はなさそうだったので、荷物を預けて同行のKと散策に出る。
 宿から海側へ向かい、佐和田の浜というきれいな浜で一休み。「きれいな海だ」と感心しつつ1時間ほどボーっとする。その後はKと別れて、伊良部島と下地島との境界の道を歩く。伊良部島と下地島との間は、感覚的には幅数メートルの川が流れているといった感じ。北から南へ接しており、その間には6本の橋がかかっているとのこと。
 下地島は下地島空港で有名。「我が国唯一のジェットパイロットの訓練場。滑走路は羽田空港滑走路と同じ3千メートルあり、この飛行場で訓練を受けた各航空会社の操縦士が日本の空、あるいは世界の空を羽ばたいている」とパンフにあった。
     

 3)見つからない野鳥
 伊良部島と下地島との境界の道を歩きながら途中途中で一服する。野鳥観察園という所へ行き野鳥観察もする。そこでしばらくじっと待っていたが野鳥はなかなか現れてくれず、その間、蚊にあちこち刺されてしまって、痒さに負けて10分ほどで退散する。その後も野鳥のいそうな池のほとり2ヶ所で野鳥を探すが、やはり蚊に負けてしまう。
 沖縄島でもたまに見かけるが、歩道の植栽帯に雑草が蔓延って歩道が歩道の役に立っていないことがある。伊良部島と下地島との境界から伊良部島側に1つ入った割と広めの道路は、その歩道がまったく役に立っていなかった。雑木のギンネムが蔓延っていた。
     
     
     
     

 4)のんびりした民宿
 野鳥だけでなく他の動物にも出会えないまま、植物や景色の写真も撮らぬまま宿近くまで来てしまう。そこで雨が降り出し、雨宿りをしていると、またも蚊に何ヶ所も刺されてしまい、痒さに腹を立てながら宿に入る。時刻はまだ午後4時過ぎ。宿の人は忙しい昼飯時が済んで休憩中なのか、誰もいない、呼び鈴押しても誰も出てこない。しょうがないので、宿の向かいにあった商店でビールを買い、宿の人が出てくるまでのんびり一服。
 6時前になってやっと女将さんが出て来て、チェックインをし、部屋に入ってシャワーを浴びて、6時過ぎには食堂に行き同行のKと一緒に夕食を摂る。ビールの他、2人で3合の泡盛を飲み干して、9時頃には部屋に入って、一服して寝る。
 宿は料理自慢の店とのこと。それで、昼飯時は予約宿泊客の相手もできないほど忙しかったようだ。料理自慢らしく、その夜食べたグルクンの唐揚げはとても美味しかった。そこの名物はジャンボカツカレーとのことだが、小食の私は頼まなかった。
     
     
     

 5)ゴミの島でも自然は豊か
 9月12日、朝食後すぐに散策に出る。昨日回れなかった伊良部島の南側を歩く。きれいだと噂の渡口の浜という浜で一休み。伊良部島と下地島との境界の道を、いくつもの橋を渡って伊良部へ行ったり下地へ行ったりとのんびり散歩。
 散歩しながら、草木の茂った箇所にゴミが多く捨てられているのに気付いた。どうやら伊良部島の人達は「自分たちの町をきれいにしよう」という思いは薄いようである。沖縄島も目くそ鼻くそだが、せっかくのきれいな自然が勿体無いと思った。
     
     
     
 宿の方向に向かいながら途中の干潟で何度か休憩、昨日は1枚も撮れなかった野鳥の写真、この日はセッカ、ツバメ、リュウキュウツバメの写真が撮れ、干潟の内の1つでは数羽の野鳥が見られた。1種はチュウシャクシギと判ったが、その他は未だに不明。
 午前11時過ぎには宿へ戻る。のんびりと日記書きなどしながら港へ行くバスを待ち、12時50分発のバスに乗って港へ、船は13時30分発、宮古島へ向かう。
     
     
     
     
     

 6)伊良部島情報:伊良部島の総合観光情報サイトから抜粋
 人口/5,623人 面積/29.05㎢ 最高標高/89m(H25.12.31現在)
 宮古島の北西に位置し、宮古諸島の中では宮古本島についで大きな島。
 北東にある佐良浜港周辺に2つと6本の橋でつながった下地島との間にある入り江周辺に6つの集落があり、その間には広大なさとうきび畑が広がっている。
     



5、池間島(4泊目)

 1)気さくな女将さん
  9月12日午後、宮古島に着くと大雨。レンタカヤーさんに電話するが、観光客の多い時期で空いている車はないと言う。他に2軒のレンタカヤーさんに電話しても同じ答えだった。で、予約してある今夜の宿に電話する。上手い具合に「ちょうど平良(ひらら:我々が現在いる港のある街)に用があるから迎えにいきます」とのこと。
 30分ほどして宿の車が来てそれに乗りこむ。運転手は若い男、助手席に若い美女、後部座席に宿の女将さんがいる。女将さんはとても気さくな人、
 「今日、宴会があるのよ、それで、そのための買い物なの。仲間内の小さな宴会、バーベキューするから、あなたたちも参加したら?バーベキューが今夜の夕食よ。」と言う。地元の人と酒飲みながら話ができるのだ、「そりゃぁもうよろこんで」と答える。女将さんが買い物している間、我々も自分用の買い物をして、宿の車に再び乗って、宿へ向かう途中にある西平安名崎で降ろして貰う。雨は既に上がっていた。
     

 2)西平安名崎
 観光パンフによると西平安名崎も宮古島の観光名所であったが、大きな風車が目立っていたのと、宮古馬の牧場があったのが目に付いたくらい。岬の先まで行って、スーパーで購入した「宮古島まもる君」の飲物を飲みながら一服して、ミズガンピ、ソナレムグラなど植物の写真をいくつか撮りながら、のんびり散策する。
 西平安名崎の先に立って海を眺めるとすぐそこに池間島が見える。今日の宿は池間島にある。池間島までは池間大橋という橋がかかっているので歩いて行ける。まあまあの距離があるが、歩き慣れている私にとってはたいした距離ではない。景色を眺めながらののんびり散歩、ちょうど夕日が沈む時刻、見事な夕景を眺めることができた。
     
     
     

 3)親切なお姉さん
 池間大橋を歩いて(たいした距離ではない)渡って池間島到着。時刻は午後7時過ぎ。橋の傍にあった売店に入り、そこのお姉さんに今夜の宿勝連荘の場所を訊く。
 「そこは私の伯母の家です。案内しましょう」と言う。親切なお姉さんだ。道すがらお姉さんと楽しいユンタク(おしゃべり)もできるはずとお言葉に甘えたかったのだが、あいにく、同行のKがまだ来ない。同時刻に橋を渡り始めたのだが何をしているのかまだ姿も見えない。20分ほど待っただろうか、やっとKが来た。店のお姉さんはそれでも我々を宿まで案内してくれた。ホントに親切なお姉さん。ありがたいことと感謝。
     
     

 4)最高の夜
 「今日、宴会があるのよ」と宿の女将さんが言っていたが、その宴会は既に始まっていた。ベランダに設けた露天の宴会場、バーベキューの炉があり何か焼いている。席には、宿の客、我々を含めて6人、宿の主人の友人たちが4人、主人と女将さんを合わせて総勢12名、主人の友人には宮古警察署の署長もいて、楽しい話がたくさん聞けた。食べ物も美味しく、酒は飲み放題。賑やかな宴会に参加でき最高の夜となった。客の1人に東京から来たという若い女性がいて、彼女が美人だったことも楽しさを倍増させてくれた。

 5)宮古美人は幻
 宮古と言えば宮古美人(宮古の女性は美人が多いと言う噂)とオトーリが私の認識にある。宮古美人は、若い頃何度か合コンをした際、「おっ、可愛いな」と思った女子に宮古出身が多かったことで「確かにそうかも」と思っている。であったが、
 宮古に着いてから4日経つが、「おっ」と思うほどの宮古美人に私はまだ出会っていなかった。私が立ち寄る場所にはオバサン以上のお年寄りが多かったせいかもしれない。じつはでも、彼女たちの若かりし頃は宮古美人だったのかもしれない。それはさておいて、今のところ宿の客、東京の美女以上の美人はまだ見ていない。
 「宮古美人にまだ出会っていない」ということを宴会のユンタクのついでに、酒飲んで愉快な気分になっている中、宿の主人の友人たちに訊いた。
 「宮古美人ってのはいないよ、それは幻だよ」と1人が言う。「だけど、池間美人ってのはいるよ。宮古の全てに美人がうようよいるわけではないが、池間には美人がうようよいる」とのことであった。うーむ、確かに、宿の女将さんは若かりし頃美人だったかもしれないが、橋の傍の売店にいた親切なお姉さんは、親切だけど見た目が美人とは判断できなかった。しかし楽しい宴会の席、「お言葉を返すようですが」とは言わなかった。
     

 6)親切な御主人
 9月13日、同行のKと「今日は大神島へ渡ろう」と計画していた。大神島への船は島尻港(宿から車で10分ほど)発11時、宿の主人が「港まで車で送る、10時半頃に出ると良い」と親切にも言ってくれた。お言葉に甘えることにして、それまでの時間、朝飯食ったあと池間島を散策する。そして10時半にはご主人の車に乗って宿を出る。
     

 7)池間島情報:池間島の総合観光情報サイトから抜粋
 宮古本島からは1・5キロの海上にある島であるが、宮古本島と池間島を結ぶ待望の池間大橋が平成4年2月14日に開通した。橋の長さは1425メートル。
 人口は約900人で字池間と字前里の両自治会からなっている。
     

 記:2017.3.3 ガジ丸 →ガジ丸の日常目次

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