ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

にわか家庭教師

2014年02月27日 | ガジ丸通信-社会・生活

 家土地売却のあれこれ、契約手続きとか、引渡し前に済ませねばならない家の中の片付け掃除、外の片付け掃除、売却金額の管理などがあって、私の本業(と目指している)である畑仕事がおろそかになっていた。「あれこれ」が全て終わって、「さー、畑仕事を頑張るぞ」と思ったら、雨が長く続いてすぐには入れず、その後も雨の日が多くて、収穫時期にあったホウレンソウは、その半数以上を収穫できぬままダメにしてしまった。
  家土地売却のあれこれを除いて、去年からの懸案事項が別に2つあった。友人のFが、貧乏な私を気遣って庭仕事を頼んでいた。2月21日の時点ではそれをまだ終えていなかった。もう一つは家庭教師、大学受験を控えた高校三年生の従妹の娘Sに、去年の年末から「勉強教えてちょうだい?」と頼まれていた。センター試験が既に終わり、2次試験が目の前となった21日の時点で、それもまだ、一度もやっていなかった。
          

 「教えてちょうだい?」と可愛い顔の可愛い声で甘えられたらオジサンは「嫌」とは言えない。嫌とは言えないが大学受験の勉強を教えることができるほどの自信は無い。
 小学校から中学、高校、大学までずっと勉強嫌いだった私だが、数学だけはちょっと面白いと思った。YがあってXがあって、その間にある決まりごとがあればたった一つの明解な答えが出る。すっきり、さっぱり、晴れ渡った空のような明解さ。一つのことが解れば100のことが解るという効率性の良さも怠け者の私に合っていた。
 それに対し、英語やら社会やら単純に覚えなければならないものは大の苦手。同じ理由で国語の漢字書き取りも苦手で、中二の時、100問100点満点のテストで3点しか取れなかったのを覚えている。クラスで最低だったと思う。後日、担任に呼ばれそれを聞かされた母親が、(たぶん怒りを通り越して)悲しい顔をしていたのも覚えている。
 漢字書き取りは苦手だったが、読むのは得意だった。小学校高学年の頃から本をよく読んでいたお陰だと思う。そのせいだと思うが、高校に入っての古文、漢文も、成績が良かったというほどではないが、苦手というほどにはならなかった。

  センター試験では国語も数学もあり、可愛いS嬢は「古文漢文が苦手、何書いてあるのかもさっぱり解らない」というので、ならば、古文漢文を特訓してやろうと思っていた。私も高校の頃は成績が良かったわけでは無い古文漢文だが、大学が日本文学科だったお陰で、多少の知識は身に着いている。試にと、古文の試験問題集を本屋で買って、問題を解いてみると、8割方は正解した。書いてある文章もほぼ理解できた。
 「よっしゃ、これなら家庭教師も務まるぜ」と思ったのだが、前述の通り、家土地売却のあれこれが忙しくなって、結局は一度も教えること無く、センター試験は終わる。
 センター試験が終わって数日後、Sから電話があり、「学校の行事で那覇市民体育館へ行かないといけない、連れてってちょうだい?」と可愛い顔の可愛い声で甘えられ、オジサンは連れて行った。その車の中で、「25日に2次試験がある。勉強教えて?」と頼まれた。2次試験に古文は無い。Sが頼んだのは英語、英語は私の苦手科目だ。
 試験目前の23日、Sの家に行き、にわか家庭教師となり、英語を教えた。苦手な英語の何を?最も多く時間を割いたのは「一緒に考えてあげる」だった。にわか家庭教師はそれで精一杯。そうそう、「どう転んでも私は幸せ」という楽観的思考も教えた。
          

 記:2014.2.28 島乃ガジ丸

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