ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

アオムネスジタマムシ

2014年08月01日 | 沖縄の動物:昆虫-甲虫目

 梅雨時の客

  6月になって、それまで毎日のように顔を見せていたウルマクロハムシダマシがいなくなり、老眼の目にも見える虫という範疇で、私の畑にいる数としてトップ3であったハイイロクチブトゾウムシ、オキナワイモサルハムシ、ツツサルハムシの数が少なくなり、6月下旬になると3種ともいなくなった。彼らは雨が嫌いなのかもしれない。
 雨が好きかどうかは知らないが、5月の下旬から6月にかけてちょくちょく顔を見せに来た虫がいる。アオムネスジタマムシ。体長20ミリ以上あり、金色をしているのでよく目立つ。人をあまり恐れないのか、私が座って いる畑小屋の周りにもやってくる。やってきて、あまり動かないので写真も撮りやすい。

 6月下旬、梅雨が明けるとセミの季節だ。アブラゼミが大合唱をし、7月になるとクマゼミがそれよりもさらに大きな声で大合唱をする。「煩せぇ奴らだ」と、私と同じように静かであることを好むのかどうか知らないが、アオムネスジタマムシは6月上旬に顔を見せて以来、私の畑にやってこない。避暑にでも行っているのだろうか?

 
 アオムネスジタマムシ(青胸筋玉虫):甲虫目の昆虫
 タマムシ科 奄美諸島以南、琉球列島、台湾、フィリピンなどに分布 方言名:不詳
 名前の由来は資料が無く不明。タマムシは広辞苑にあり、玉虫、または吉丁虫と漢字表記され「タマムシ科の甲虫の総称。また、その一種」とあり、その一種は「(体は)金属光沢のある金緑色で・・・美しい」とのこと。玉には「美しいもの」(広辞苑)という意があるのでタマムシという名前が付けられたのだと思われる。
 素人には昆虫のどこが胸で、どこが背中なんだか良く判らないが、本種は青い胸で、背中に筋(縦線)が入っていることからアオムネスジとつく。下品な私は筋をつい音読みしたくなってしまう。青い胸をしたキンタマ虫というものを想像してしまう。
 体長20~30ミリ内外。成虫の出現は6月~8月。寄主はモモタマナ。海岸近くの防風林に多いとのこと。私が最初に見たのは海岸から3、4キロメートルは離れた場所、私の畑なっぴばるも海岸から5、6キロメートルは離れている。
 
 横から

 記:ガジ丸 2006.11.28 →沖縄の動物目次
 2014.7.28訂正加筆

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行
 『名前といわれ昆虫図鑑』偕成社発行
 『日本の甲虫』(株)北隆館発行

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