ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

一夫多妻特区

2015年04月10日 | ガジ丸通信-社会・生活

 先々週のガジ丸通信『結婚しないと罰金』の最後に「子供一人、大卒まで育てるのに一千万円程かかると聞いた。現在でも「そんな金稼げ無ぇよ、無理」と思う人は多かろう。この先、格差社会が進めばそんな人がもっと増える。すると、少子化はさらに進む。で、少子化対策をもう一案考えた。それは次回。」と書いたが、次回となる先週は別の話になったので1週遅れとなった。で、その「もう一案」が表題の『一夫多妻特区』。
 ちなみに、特区とは「構造改革特別区域計画(構造改革特区)」の略で「法律などで定められた規制を内閣府が地域限定で緩和する」(現代用語の基礎知識)のこと。
 一夫多妻特区はつまり、「一夫多妻制度を認める地域を設ける」ことであり、そうすれば子供が増える。よって、少子化対策となる。これについては「そりゃあそうだろう」と誰もが納得するはず。誰もが『一夫多妻特区』という題だけで理解するはず。なので、説明不要と思うのだが、何故そういう考えが私に浮かんだのかというと、

 「頑張る人が報われる社会」を目指すと言ったのは現総理だったっけ?ただ、良く言えばそうなのだが、彼が目指しているのは競争社会で国全体が強くなること、国が強くなるためには強い人が目一杯力を出せばいい。それはそれでいいのだが、その反面、弱い人は足手まといとなり、頑張らない人は不要な者となる。ということはだ、「頑張る人が報われる社会」を悪く言えば、「頑張らない人は切り捨てる社会」となる。
 身体障害などで頑張れない人はしょうがないと、総理もきっと彼らのことは考慮してくれるであろう。毎日畑で肉体労働をして、「働く」という意味では頑張っているが「金儲け」という意味ではちっとも頑張っていない私のような者はたぶん、「お前なんかこの国に存在する価値は無い」と切り捨てられるだろう。それはともかく、総理が目指す「頑張る人が報われる社会」とは、格差がどんどん広がっていく社会ではないだろうか。
          

 働く人が100万人いる国で、100万人の内の10万人は年収1000万円を超え、80万人は年収400万円程で、残りの10万人は年収100万円程しかない。年収100万円程では家族を養えない、したがって彼らは概ね独身である。独身なので彼らには子供がいない。その後、その国は「頑張る人が報われる社会」を目指して突き進んだ。
 30年後、国全体の収入も増えたが、格差は広がった。100万人の内の30万人は年収1000万円を超え、20万人は年収400万円前後で、残りの50万人は年収100万円ほどしかない。年収100万円の彼らには子供がいない。当然、少子化となる。これでは国が成り立たなくなる。どうする?ということで思い付いたのが一夫多妻特区。
 年収1000万円以上の30万人が、それぞれ金力と精力に応じて2~10人の妻を持ち、金力と精力に応じて子を成す。1人平均10人の子を成せば300万人となり、貧乏な50万人が平均3人生むかもしれなかった150万人を遥かに超える。少子化は無くなり、国は働き手が増え、彼らが一所懸命働いて、国はさらに栄えるという寸法だ。

 一夫多妻特区は当然、金持ちの多い大都市に設けられる。貧乏な沖縄はそんな特区には全く縁遠い。しかし、沖縄では貧乏でも子を成す家族が多くいて、そんな家族は互いに助け合い、隣近所も助け合い、昔ながらの人情厚き社会となる・・・どっちが幸せ?
          

 記:2015.4.10 島乃ガジ丸

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