ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

マネリズム、マンネリズム

2007年05月11日 | ガジ丸通信-文学・美術

 高校の頃の一時期、美術クラブに所属していたこともあって、美術には興味がある。旅に出ると、ほとんど毎回、美術館巡りをしている。面白そうな企画展などがあったりすると、それを主な目的として旅程を組んだりすることもある。これまで全国の美術館をあちこち観て回った。その多くの美術館で、私は概ね満足を得ている。

 先だって、友人に誘われて沖展(確か、正式名は沖縄美術展覧会)へ出かけた。高校生の頃に初めて行って以来、これまで何度も観ている沖展ではあるが、油絵には特に興味があって、じっくり観てはいるのだが、感動を受けた経験はあまり無い。みなさん上手なのだとは思う。が、自分は何もできないくせして批判めいたことを言わせて貰えば、独自の感性を持った作品が少ないのだと思う。どこかの誰かのマネじゃないの、と感じる。
  何度行っても、いつも同じような印象を受け、マネリズムのマンネリズムだなと感じていたため、沖展へ出かけるのも5、6年に1回ほどとなっていた。前回行ったのは3年前位だと覚えている。でも、今回出かけた。訳があった。誘ってくれた友人というのが、若くて、可愛い女性だったからである。展示内容など、どうでも良かったのである。

 友人のH画伯は、正式に油絵を学んではいない。美術学校にも通っていないし、そういった趣味の教室で学んだこともまったく無い。多くの絵を観ている私から見れば、友人としての贔屓を多少加味したとしても、彼の絵は下手である。ところが、である。彼の絵は下手なのであるが、オリジナリティーがあるのである。観て、面白いのである。これは、友人としての贔屓目は抜きにしての感想である。彼の絵を観ていると、学校は技術を教える場所であって、感性を教える場所では無いのだなあ、とつくづく思うのである。
          

 記:2006.5.2 ガジ丸

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