ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

抜かりないオジサン

2016年02月26日 | ガジ丸通信-社会・生活

 2月16日、私の畑に初訪問の客が来た。その前に電話があって、「久しぶり、Hです・・・」と名を名乗った後、大まかな要件を語って、「詳しく話したいのでそちらへ伺います」と言い、畑の場所を聞いて、その30分後くらいにやってきた。
 H女は友人Mの女房。何度か会っているし、何度もユンタク(おしゃべり)しているのだが、会うのは10年ぶりか、もっと長い。15年ぶり以上かもしれない。それほど長い期間会っていなくてもその顔を忘れることはない。美人なのである。
 美人でも、歳は取っているので、若い頃の色気はそれなりになっているが、それでも、彼女には品がある。私の知っている女性の中ではトップクラスの品性を持っている。その品性は歳取ったからといって衰えることはない、むしろ、さらに輝きを増している。

 さて、その美人が突然、貧乏農夫の畑にやってきた要件とは、ある講演会へのお誘い。彼女はクリスチャンである。ある教会に帰依している。その教会で日曜日(21日)、倭国から講師がやってきて講演するという。「面白い話です、自然農法をやっている貴方にとって興味のわく話だと思います」などと勧め、H女は2時間近く畑にいた。
 熱心なH女に説得されたからというわけではなく、私はその講演会を聴きに行くことをすぐにOKした。私は宗教を学問として捉える限りで言えば、宗教に興味を持っている。宗教はキリスト教に限らないのだが、私の周りにある宗教はキリスト教と仏教(その他の新興宗教については、私は宗教と見做していない)なので、多くの宗教を学んでいるわけではないし、キリスト教も仏教も深く学問したことはない。そこまでの興味は無い。
 そんな私なので、キリスト教の講演を楽しめるか、幸せな時間を過ごせるかということについて少々不安があった。時間とガソリン代の浪費になるかもしれないと。しかし、その点で私は抜かりがない。講演会の時間が退屈であっても他の楽しみを得るよう、読谷までのガソリン代が無駄にならぬよう、教会から近場にある公園名所を散策した。
 講演会は午後3時からだったが、私は午前10時半頃には読谷にいた。座喜味城址を散策した。ジュズダマを久々に見る。その後、長浜ダム公園を散策した。カワセミの飛ぶ姿を数回見た。カワセミも久々。その後「やちむん(焼物)の里」も見学できた。
          

 H女の容姿と品格の美しさに敬意を表して、教会と講演会の内容も少し語っておこう。
 3時少し前、教会に着く。教会の駐車場にいた案内人は若い男性、挨拶する時の彼の笑顔に爽やかな風を感じた。教会は想像以上に立派な建物。庭も可愛く手入れされている。建物の中は、いかにも善良な人々の気に充ちているようで、清々しい。
 私は最後尾の端っこの席に座った。退屈なら帰ろうという魂胆だ。が、H女に見つかって、前後左右ともにほぼ中央の席に座らされた。H女から教会の主宰である女性牧師も紹介された。彼女もまた美人で上品。舞台でパフォーマンスを見せてくれた信者の女性にも上品そうな顔立ちの人が数人いた。「心清らかだと上品になるのか」と感心する。
 ただ、舞台のパフォーマンスは私向きではなかった。激しいリズムと大音量、「走れ!戦え!勝て!」と言っているみたいな音楽。讃美歌でいいのにと私は思った。その時間は私にとって退屈な時間となった。目を閉じ、腹式呼吸し、難を逃れる。講演もその概ねの時間は退屈であった。「他の場所の散策をしておいて正解だった」と思った。
          

 記:2016.2.26 島乃ガジ丸

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