ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

時間に余裕のない年齢

2011年01月07日 | ガジ丸通信-社会・生活

 住む人のいなくなった実家、真っ暗で、何の音もしないまま新年を迎えるのは、仏壇の父も母も寂しかろうと思い、大晦日の夜から元旦までは実家で過ごすことにした。大晦日の夜からの予定であったが、実際には、午後3時には実家にいた。
 全国的にも寒いようだが、沖縄も暮から冷えた。こんなに寒い正月なんて、私が子供の頃はあったと思うが、ここ20年では記憶に無い。念のために沖縄気象台のデータで確かめた。大晦日11.9、正月12.5が今回の平均気温、それに次ぐのは、2004年の大晦日15.2、翌年正月13.0で、平年値は大晦日17.4、正月17.4となっている。
 で、あんまり寒いので、焼け石に水程度の小さなヒーターしかない我が家では、座ってパソコンに向かっていると体が震えてくる。んで、焼け石に水よりはずっと増しな暖房器具があるに違いない実家へと早めに出かけたわけ。
         

 早めに行ったからと言って暇ということは無い。年末に実家の大掃除をし、その際、布団干しや洗濯もした。洗濯はベッドカバー、布団カバー、枕カバー、シーツ、タオルケットなどだが、実家には寝室が5部屋あり、それぞれにそういった洗濯物がある。年末に洗濯できたのは全体の2割程度に過ぎない。残りの洗濯をし、年末大掃除でやり残しておいた台所のコンロ周り、流しなどの掃除をする。買い物へ行き、鉢物に水をやる。

  そういったことを終え、焼け石に水よりはずっと増しな暖房器具が見つかったので、それをつけて、テレビを観る。年末年始のテレビ番組は、若い頃は大好きでよく観ていた。お笑いも歌番組も、格闘技もドラマもよく観ていた。しかし、ここ数年は、そういったものがつまらないと思うようになり、あまり観ておらず、音楽を聴いて過ごしていた。家のテレビが室内アンテナで、画面がきれいに映らないという理由もあった。実家で年末年始を過ごすと決めた時、実家はBSアンテナも付いており、地デジ対応でもあったので、何か面白い番組が、きれいな画面で観られるであろうと期待していた。
 ところが、ほとんどのテレビ番組がつまらない。あちこちチャンネルを替えてみたが、今記憶に残っているのはNHK教育のクラッシックコンサートと朝日テレビ系のニュース番組(2010年のニュースを解説するもの)だけであった。
 年明け元旦のテレビ番組、若い頃はフジ系のお笑い番組をよく観ていたが、今はそれももう「くだらない」と思うようになってしまっている。その他のチャンネルもほとんどつまらなくて、私がじっくり観たのは、BSフジ(だったと思う)がやっていた世界遺産を紹介する番組、その中の沖縄の世界遺産を紹介している時間だけ。
 
 テレビ番組がつまらないと思うようになったのは年取った証拠かもしれない。感性が鈍ってしまっているのかもしれない。バカな事をして馬鹿笑いするテレビの向こうの感性に私は付いていけないでいる。「何が楽しいの?」と思ってしまう。
 正月二日から私は畑に出て、草抜きをし、土を耕している。非生産的なテレビ観賞よりずっと崇高な事をやっているなどと自慢したいわけでは無い。つまらない時間を過ごすよりは食糧生産に繋がることをやっている方が楽しいと思っているに過ぎない。「つまらない時間を過ごす」余裕の無い年齢になった、という証拠なのかもしれない。
         

 記:2011.1.7 島乃ガジ丸

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