ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

シダノキ

2017年07月17日 | 沖縄の草木:公園街路

 私が参考にしている文献の内、最初の頃から利用している植物の本に『沖縄の都市緑化植物図鑑』というものがある。その図鑑に掲載されている植物は、タイトルを信じれば、都市緑化に適しているものであろう。実際、その用途に使われているものが多くあり、私が散策する公園や散歩する道の街路樹などにあるのを私でも気付く。
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』にはしかし、私が散策する公園や散歩する道の街路樹、民家の庭などでは見られないもの、あるいは、極めて僅かで私が気付かないだけなのかもしれないが、とにかく、近場では滅多に見られない植物もある。
 そんな中には特徴があり、物の違いの判別を苦手としている私でも「これなら公園や道端で出合っても、私でも気付く」という植物もある。しかし、どこの道をあるいても、どこの公園を散策しても出合えない。「こんなのホントにあるのかよー」と思うほど。
 ただし、『沖縄の都市緑化植物図鑑』は紹介している植物の写真にその場所が書かれてある。よって、その場所に行けば出合えるわけである。

 シダノキ、葉がシダ植物みたいな形という特徴がある。近場では発見できなかったのでその写真の場所へ出かけることにした。海洋博公園だ。葉がシダ植物みたいな形というだけで違いの分からない私が気付くかどうかについては心配無用。海洋博公園の植物の概ねには名札が付いている。なので、出合ったら間違うことは無い。
 
 シダノキ(羊歯の木):公園・観葉鉢物
 ムクロジ科の常緑高木 原産地はインド、スリランカ 方言名:なし
 名前の由来、資料が無く正確なところは不明だが、容易に想像はつく。葉がシダの葉のような形をしているから、で間違いないと思う。別名フィリキウム(学名)。
 シダのような形の葉は、その形が面白く、また、照りがあって美しいので観賞価値がある。そのため、公園木としてだけでなく観葉植物にも利用される。耐陰性があるので室内観葉としても大丈夫。乾燥には弱いので水管理に注意を要する。
 高さは15mほどになる。陽光地を好むが耐陰性もある。病虫害は少なく、乾燥には弱い。花色について文献に記載がない、目立たないのであろう。開花期は5~7月。
 
 葉

 記:島乃ガジ丸 2013.9.21 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行
 『ニッポンの野菜』丹野清志著、株式会社玄光社発行
 『藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修、NHK出版編
 『やんばる樹木観察図鑑』與那原正勝著、ぱる3企画発行
 『熱帯の果実』小島裕著、新星図書出版発行

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