ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

免疫力の鍛え方

2017年09月15日 | ガジ丸通信-科学・空想

 実家に住んでいる頃、私の部屋にクーラーは無く、東京に住んでいる頃も、実家を離れて首里石嶺のボロアパートに越してからも部屋にクーラーは無かった。首里石嶺から宜野湾市我如古のワンルームに越したが、そこにクーラーはあったが、使わなかった。
 生きるために必要なものをなるべく少なくしたいという考えから、私は自給自足芋生活を目指している。食べ物のほぼ全てを自産したいという目標を持っている。同じ考えからガソリンをなるべく使わない、電気をなるべく使わないということも目指している。ガソリンも電気も全く使わないということはできないはずだが、車を運転する時間を減らす努力はしているし、電力消費の大きいクーラーを使わないようにしている。

 ところが、今年の夏の糞暑さは前代未聞の糞暑さ。7月は何とか耐えたが、クーラー使わない主義の私も8月はついにギブアップ。日記を調べると、7月も2回は使っている。7月11日に「試に」と1度、寝る前の2時間ばかり使い、7月31日に「日中の暑い時間帯に使うと効果あるかも」と午後3時から5時まで試験的に使ってみた。
 8月は家でクーラーを使った日が14日ある。10日間ほどは図書館、または従姉の夫の事務所で日中を過ごしているので、日中家にいる時にクーラーを我慢した日はたったの6日だけ。8月の日中、クーラーの効いている環境で過ごしたのは25日間となる。
 そして9月、9月になればいくぶん涼しくなるだろうと思い込んで、5日まではクーラーを我慢したが、しかし、9月になっても糞暑い。6日から12日までの7日間を私は、図書館などで過ごした日も加えて、不本意ながら日中はクーラー環境にいた。
     

 「クーラーをなるべく使わない」は上記の通り、「電気をなるべく使わない」という理由もあるが、もう1つ大きな理由がある。免疫力アップのためということ。
 体がある程度の体温調整をする、暑ければ汗をかき、寒ければ震えるといったようなもの。それは生きる上でとても大切なことだと思う。ただし、あんまり寒いと凍え死んでしまうので、また、凍え死んでしまうほど日本の冬は寒いので、暖炉など何らかの暖房は必要であろう。一方暑さはどうかと言うと、今年の糞暑さは厳しいが、日陰にいれば何とか凌げる。「冷房が無いと生きていけない」ということは無い、と私は思う。
 「冷房が無いと生きていけない」は無いが、「冷房が無いとグッスリ眠れない」ということはあるようだ。私は、日中の3時間ほどはクーラーを使っているが、夕方にはクーラーを消し、夜は窓を開け、扇風機の風だけを頼ってクーラー無しで過ごしている。そんな条件での私の睡眠はどうかと言うと、今週月曜日辺りから、夜は幾分涼しくなってグッスリ睡眠に近付いているが、それまでは暑苦しくてグッスリとはほど遠い睡眠だった。

 免疫力を養うには上質な睡眠が必要だと私は思っている。クーラーの力を頼れば上質な睡眠が得られるかもしれない。しかしながら一方では、免疫力を鍛えるには安易に科学の力に頼ってはいけないとも私は思っている。科学の力に頼ると野生の力が失われるのではないかと考えている。野生の力には自らを生かそうとする力がある。つまり、自然治癒力がある。私は、私の体に野生の力が備わることを願う。よって、暑かったら汗をかいて体を守るという力も鍛えておきたい。よって、なるべくクーラー使わないとなる。
     

 記:2017.9.15 島乃ガジ丸


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2017.9.15 酒飲みの言い訳

2017年09月15日 | ガジ丸週一日記17-18

 9月10日、朝の天気予報では「晴れ所によりにわか雨」、暑い中12時前まで頑張って畑作業をし、午後はブログ移動作業のため従姉の夫の事務所へ行く。昼後、ふと窓の外を見ると雨が降っている。雨は雷を伴ってどしゃぶりとなった。前日は雨の予報がちっとも降らなかったのに、天気予報は2日続けて逆に外れた。
 4時頃には小雨となったが、雨は6時頃まで続き、畑のある西原町もたっぷり濡れた。よって、夕方からの畑は中止。ゆっくり腰を休め、休肝日にもなった。
 旱魃だった7月8月と打って変わって、9月は雨が多くなった。3日から4日にかけて大雨、7日にまあまあ降り、10日に大雨、6日、8日、9日、11日、12日も夜中に少しだが降っている。雨の日が多いが、雨の降る時間帯と雨量の関係で畑仕事ができなかったのは10日のみ。それ以外の日は畑で汗をかいた。
 9月13日は台風18号の影響で雨の予報。予報は当ってこの日も畑は休み。しかし、この日も休肝日とはならなかった。大家さんから前日に頂いた鶏の唐揚げがまだ半分残っていた。それを消費するために飲んだ。
 
 9月13日の食卓
 全部一遍には無理なので前日に半分は食す。その日私の用意した肴はオクラの塩焼きと、豆腐とトウガンと豚肉の煮物だけだったが、赤タマネギを買ってきて、鶏唐揚げを完食。


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環境良ければ

2017年09月15日 | ガジ丸のお話

 今年の夏の糞暑さに、週一日記やガジ丸通信など他の記事でも「暑いぜ!」と何度か書いているが、しかし実際に私が「暑いぜ!」と発していることはほとんど無い。私が暑さに腹を立てて口から発している言葉は、概ね「アチさよ!」である。アチは「暑」の沖縄語読みで、「アチさよ!」は「暑いぜ!」とほぼ同義となる。そして、「アチさよ!」に続く言葉も時には出てくる。額から顎からポタポタ汗を垂らしながら空を見上げ、「フリトゥどぅウミ!」などとブツブツ呟く。「気が振れているのか!」といった意。
 暑さのせいか作物の生育が悪い。ゴーヤーは実着きがとても悪く、やっと着いたとしても小さい内に黄色くなる。ヘチマに至っては全く実を着けない。オクラはまあまあ実を着けてくれ私の食卓に毎日上っているが、トマトは成長せず、キュウリは枯れた。
     
     

 そんな暑い8月が終わって、9月になれば少しは涼しくなるかと思ったら、今年は9月になっても真夏のように糞暑い。7月8月が糞暑かったことは私だけでなく、沖縄に住むほとんどの生きものたちも感じたはずだ。そしてまた、9月になったら少しは涼しくなるだろうとは、私だけではなく動物たちも思ったに違いない。
 「おかしいなぁ、何でこんなに暑いんだ!こんなに暑かったらここでは過ごせないぞ、しばらく避難するか」と思い、彼は北へ向かって飛んで行った。
 「暑ぃなぁ!沖縄だよな、いつから熱帯になったんだ?こんなに暑かったらここで子作りなんてできないぞ」と思い、彼らは木を降りて地中へ引っ込んだ。

 9月7日、クマゼミの声を聞いた。クマゼミはその日午前中の一時(20~30分)鳴いただけで、その後は全く聞こえなくなった。その数日前にはアカショウビンの声も聞こえた。アカショウビンも9月7日までは聞こえたが、その後は無い。
 クマゼミは真夏の蝉、アカショウビンは夏鳥だが、今年はどちらも8月には消えていた声だ。動物たちも今年の夏の暑さには勝てなくて、どこぞへ避暑にでも行っていたのだろう。そして、9月になって「もう大丈夫」と思っていたらこの暑さ、アカショウビンはまたも北へ向かい、クマゼミは「ダメだ、今年はもうお終い」となったかもしれない。
     

 私の両親が生前、たくさんの植物を自宅、屋上とかベランダで育てていた植物の内、そのいくつかを形見と思って畑で保存している。門前花壇にあった桜、玄関前にあった鉢植えのクチナシ、屋上にあった鉢植えのアデニューム、鉢植えのシキカン、ベランダにあった鉢植えのサクララン、鉢植えのサボテンなど。それらの内、鉢植えのアデニュームは大きな鉢ごと、シキカンは鉢から出して従姉の夫の土地に置いたり植えたりした。シキカンはゴマダラカミキリに食害され、今はほとんど枯れている。アデニュームは毎年花を咲かせ、今年春、枝を切り取り鉢植えを3鉢作って、今元気に育っている。
 シキカンとアデニューム以外の植物は現在私が借りている畑に植えた。サクラもクチナシもスクスク育ち、実家にあった頃よりサクラは5倍、クチナシは10倍位の大きさになっている。サクラランは枯れてしまった。サボテンも生育が悪かった。
 今年(2017年)7月1日、「サボテンまで枯らしたらあの世に行った時、オヤジにバカにされそうだな、そうだ、鉢上げしてみよう」と思い立った。
     

 地植えしているのを鉢上げする意味は、専門家では無いので「たぶん」となるが、管理がしやすいからだと思われる。その植物に合った気温、光の加減、風当たり、水遣りの加減などが調整しやすいからだと思われる。で、サボテンを鉢上げする。
 両親の形見のサクラランとは別に、友人から頂いたサクラランも畑に植えていた。植えた場所はどれも木陰となる場所で、土は畑の水捌けの悪い土。サボテンも、クチナシが大きく育ったおかげでほとんど木陰となり、土は同じく水捌けの悪い土。鉢上げの際は土に砂と堆肥を混ぜて水捌けを良くし、両方同じプランターに植え、日向に置いた。
     
 それから数日後、そのプランターを見ると、サクラランの葉の多くが枯れていた。「何だ、何が悪いんだ?」と改めて図鑑を開く。サクラランの生育環境は「林内」とあった。「そうか、日向が良く無いんだ」と解った。で、プランターを日陰に置く。
 その後、サクラランは成長もせず枯れもせずであったが、サボテンもまったく成長しない。よーく考えると、サボテンは砂漠に育つ日向大好き植物だ。というわけで、7月31日、サクラランとサボテンを別々の鉢に移して、サボテンは日向に置いた。
 その後、サクラランは変わり映えないが、サボテンはスクスク育った。サボテンを鉢に移して日向に置いてから約40日後の9月10日、サボテンは倍の高さになった。
     

 環境さえ合えば作物は育つ、自然はきっと作物が育つような環境を提供し、人間はその環境に合った作物を栽培すれば良いのだ。ところが、去年の環境と今年の環境が違ってしまえば、去年育った作物が育たないということも有りうる。私が農夫としては劣等生ということもあろうが、この夏、私の畑の作物は概ねが不作。しかし、周りの先輩たちに訊いても今年は作物の出来が悪いとのこと。環境が大きく変動すると農夫は困る。困るので私は、地球温暖化を憂慮し、地球環境に配慮した生活がイイねの立場にある。

 記:2017.9.12 ガジ丸 →沖縄の生活目次


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スギノハカズラ

2017年09月15日 | 沖縄の草木:草本

 スギノハカズラを調べるため図鑑を開いたら、学名がAsparagus となっている。これを私は見逃さなかった、と威張る程のものでは無い。何しろ『沖縄野外観察図鑑』のページ体裁は、そのページで紹介する植物の、その名前のすぐ下に学名が記載されているので、大抵は目に入る。「アスパラガスって、あの美味しいアスパラガスか?」と驚く。
 しかし、驚いたのはほんのちょっとの間で、すぐに「あー、確かアスパラガスの仲間には観葉植物にもあったな」と思い出す。野菜としてのアスパラガスを私は既に紹介していて、その中で「クサスギカズラという和名があり、それはおそらく、枝葉が杉に似て、這う性質がある草、ということから草杉葛なのであろう」と私見も述べている。
 食用となるアスパラガスはクサスギカズラ(草杉葛)で、観葉植物となるアスパラガスはスギノハカズラ(杉葉蔓)ということのようである。私も1つ賢くなった、のだが、それもほんのちょっとの間で、数日後にはきっと忘れているはず。

     
     
 「忘れているはず」と書いて思い出した。畑にアスパラガスが2株あって、その中の1株が大きく育って、1週間ほど前に芽が1本、10センチ程に伸びているのを発見。「数日後には収穫できるな」とニンマリしたではなかったかと。翌日、畑へ出掛けアスパラガスを確認。その芽は既に手遅れだったが、新たに芽が出ていた。それが上の写真。
 
 スギノハカズラ(杉葉蔓):鉢物・花壇
 ユリ科の多年草 南アフリカ原産 方言名:不詳
 名前の由来は『沖縄野外観察図鑑』に「杉の葉に似ているところから、スギノハカズラの名がつけられました」とあった。カズラとあるが、どの文献でも蔓植物とは分類されていない。ただ、『グリーン・ライブラリー』に「小さな棘を持ち、灌木によじ登る性質がある」と書かれており、そういうところからカズラに見間違えるのかもしれない。
 茎は根元から叢生し、長さ1~2mまで伸び、先端は垂れ下がる。葉に見えるものは仮葉(かよう)、または偽葉(ぎよう)と呼ばれるもので、「植物の葉柄部分が扁平化して、葉身のような外形と機能をもつもの」(広辞苑)のこと。
 春にピンクがかった白い花が咲き、6ミリ以下の赤い実を着ける。私が見たものは民家の玄関前にあった鉢物で11月下旬の状態。白い花も赤い実も未確認。
 
 実

 記:島乃ガジ丸 2017.9.9 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行
 『ニッポンの野菜』丹野清志著、株式会社玄光社発行
 『藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修、NHK出版編
 『やんばる樹木観察図鑑』與那原正勝著、ぱる3企画発行
 『熱帯の果実』小島裕著、新星図書出版発行
 『熱帯花木と観葉植物図鑑』(社)日本インドアグリーン協会編、株式会社誠久堂発行
 『ハーブを楽しむ本』川口昌栄編集、株式会社集英社発行
 『沖縄やんばるフィールド図鑑』湊和雄著 実業之日本社発行
 『グリーン・ライブラリー』タイムライフブックス発行


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