先日、箱根を訪れたところ、トンボが飛んでいました。
シルバーウィークが終わると本格的な学びのシーズン、秋の始まりです。
gaccoでは、今年も観光庁のオンライン講座『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』を10月に開講します。
昨年の観光庁のオンライン講座は、『旅館経営教室』というタイトルで、主に旅館・ホテルに携わる方を対象としたものでした。
今年は、さらに対象を広げ、宿泊業に加え、皆様に馴染みの深い飲食や運輸、小売など、幅広いサービスから事例を取り上げ、労働生産性を向上させるためにはどうすればよいか、豊富な事例と科学的なアプローチを通じて学べる講座が提供されます。
「顧客満足の向上」と「業務の効率化」という一見相反する目的を同時に達成させるためのノウハウは多くの方にとって参考になるはずです。
以下の写真は、小売業である「橋本食品」さんと宿泊業である「あわら温泉 ホテル八木」さん。業態は異なるが、実は同じような作業をしています。
講座では「そもそもサービスとは何か?」「経験と勘に頼らず、客観性や再現性を高めるための工夫とは?」「あえて機械化しない、手厚いサービスとは?」等の観点から学習を進めることが出来ます。
写真は、福井県のえちぜん鉄道。財政難だったえちぜん鉄道が、券売機や自動改札を廃止し、女性アテンダントによる、お客様に寄り添ったサービスに切り替え、客数を伸ばしています。
世の中には様々な業種や業態が存在していますが、異なる分野の仕事であっても、細分化していくと実は似たような作業は必ずあります。すべての企業に経理の仕事があるように、あらゆる企業に「サービス」も存在しているのではないでしょうか。
また、我々は普段、同じ会社のメンバーだけで議論することが多いですが、そうするとお互いを知っているだけに、予定調和な結論に終わってしまうことが多く、なかなか化学反応は起きません。しかし、全く別の業種の方々と話をすると、意外な発見があったりします。
皆さまの提供しているサービスの幅を広げるための、様々な業種からの学び。是非体験してみてください!!
また、この講座では、ディスカッション(掲示板)でより深い学びにつながるような、有意義な議論をした方の中から、20名の方に特殊な印刷を施した修了証を額縁に入れてお送りします。通常版の修了証と異なるデザインで、凹凸のある厚手の紙に特殊な印刷を施したものです。
額縁は黒のスタイリッシュなデザイン。修了証の右上には、ロットナンバーと修了者名を筆耕の方にお願いして記入し、お届けします。世界に20枚しかない"特別な"修了証です!
講座の中にも登場する、観光庁の西海課長と一緒にパチリ。
多くの方々の積極的なご参加をお待ちしております。
さあ、サービスの深淵なる世界を一緒に味わってみませんか?
■観光庁オンライン講座
『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』
平成28年10月19日(水)開講!