皆さまはじめまして、gacco雑用係の金と申します。
皆さん知ってます? なんでもgaccoで新しい学びのスタイルを提供する新システムの開発が進められているそうですよ。
その名もgaccatz(と書いてガッカツと読む)
gacco active talking zone の略だそうです。アクティブにトークする…ゾーン…?
ゾーンといえば、スポーツ選手が極度の集中状態に陥った時に発動するスーパーサイ○人モードのことですよね。テニス歴2年半の主人公が全日本ジュニアトップをフルセットまで追い込んじゃうすごいやつです。
つまりgaccatzでアクティブにトーキングしてるとスーパー○イヤ人モードでうはうはできるということ…なのでしょうか…。はて
さてgaccatz、何ができるシステムなのかというと、
数百人~1000人で同時参加可能なオンラインワークショップ(グループワーク)システム
だそうです。
ワークショップとは、「一方通行的な知や技術の伝達でなく、参加者が自ら参加・体験し、グループの相互作用の中で何かを学びあったり創り出したりする、双方向的な学びと創造のスタイル」(出展:はてなキーワード)
うーん、わかったようなわからないような…。
ということで、本日はこのgaccatzの謎に迫りたいと思います。
10/24(土)に東京大学「日本中世の自由と平等」講義の一環として、gaccatzを用いたトライアルイベントが実施されるそうで、そのリハーサルに参加してきました ※トライアルイベントについてはこちら
このトライアルイベントでは、最大300名の方がご自宅からgaccatzシステムに接続し、他の参加者と音声チャットやテキストチャット、共有ホワイトボード等で相談しながら、とある歴史の謎解きをするそうなんです。
高校から理系で日本史は全くnoobな私、果たしてついて行けるのでしょうか…
ワークショップ講師の杉山先生と、講座スタッフの方々です
すみません、自前の一眼レフを持って行ったのですが、レンズが汚れていて中央右寄りの部分がボケてますね…
ともあれ、先生方が講義の準備をされる間に、私も自前のノートPCを開いてログインします。
なお、gaccatzに参加するためには、パソコンの他にヘッドセットが必要です。MACな方々はマイクの性能が良いので据付マイクでもよいそうですが…。
ということで、前々日に慌ててポチった1000円ぐらいの安物のUSBヘッドセットをつなぎます。
じゃじゃーん これが本邦初公開、gaccatzの画面となります。
…え、シンプル過ぎ? え、ええ…まあ、β版なんでしょうがないです。はい… きっといつかUI用の開発費がついてくれると…つくのかなあ…
トライアルイベントではまず、杉山先生が古文書の読み方について、クイズを交えて教えてくださいます
歴史はよくわからないしなーと思っていた私ですが、杉山先生のお話がとても聞きやすく分かりやすかったのと、途中のクイズに正解できないと悔しくて(⇐天性の負けず嫌い)、気づくと講座にぐんぐん引き込まれていました
(「日本中世の自由と平等」講座を受講していればよりお楽しみ頂けるのではないかと思います)
講義が終わると3~4人ずつのグループに組分けされ、グループごとに謎解きに挑戦することになります。
お題の中身は当日のお楽しみですが、私が初めて聞いた感想は「…さっぱりわからん」
でも大丈夫、3人寄れば文殊の知恵。1人わからない人がいても誰かが教えてくれるさ!!(待て
私は3人グループに入りました。グループリーダーの司会に沿って、まずはそれぞれ考えたことを発表します。
私も唯一思いついた仮説をここぞとばかり並べ立てます。みんなそれぞれ着眼点が違っておもしろい
一通り自説の発表が終わったところで、うーん、さて、誰の案が一番もっともらしいんだろう…?
「ここでヒントです、○○は○○な相手に対して…」
追加のヒントきたー!! ん? あれでも、どうして○○の方が○○なの? おかしくない?
「資料を追加しますので、参考にしてください」
ほうほう、この資料のどこかにヒントがあるのね…。えーっとえーっと、この地名から類推されることは…?
…とまあ、実際の内容は当日のお楽しみですが、結論から言うと、歴史noobの私でもしっかり謎解きの楽しみを味わえました
背後にちゃんとロジックがあって、そのロジックに至るカギを少しずつヒントとして与えてもらえるので、推理物読んでるみたいですよね
グループでの推理をホワイトボードにまとめて、リーダーが提出します。リーダー、お疲れさまでしたっ!
余談ですが、ホワイトボードは講座の資料を貼りこんでみんなで推理を書き込んだりできるほか、自由に絵を描いたりもできるので、いろいろな講座に使っていけそうです
デザイン系の講座とか楽しそうですよね、服飾デザイン講座とかどうでしょう
グループモードが終わると、4~5グループで集まって結果を共有するルームモードに移ります。
各グループの最終提出物を見ながら、グループリーダーがグループ内で話し合ったこと、結論、結論に至った経緯などを説明してくれます。
なるほど、その考え方はなかったわー、とか、うちのグループだ、リーダーがんばれー!!とか、この発表者の説明分かりやすいなあとか、いろいろなことを思いながらルームモードが更けていきます…。
この後、ルーム内の代表グループを投票で決め、先生から講評をいただいて、ワークショップは終了となります
当日は自己紹介タイムがあったり、グループ課題が2回だったり、もう少し盛りだくさんな内容になるみたいです
gaccatzトライアルイベント、大好評につき募集期間を延長し、10/13(火)までご応募を受け付けております
応募要綱はこちらをご覧ください、皆様のご応募をお待ちしております