gacco放送部の三橋です。
7月7日(火)、石川高専にて
gaccoを活用した反転授業が実施されました!
高専初の取組みをレポートいたします。
本取組みは、昨年2月に開講した田中浩也先生の講座
「3Dプリンタとデジタルファブリケーション」を
反転授業の事前学習教材として利用してます。
授業のテーマは、
「ディジタルファブリケーションと電子情報通信技術が融合したものづくり」。
事前に生徒皆さんが
①gaccoを視聴
②テストを受講
基礎知識を習得した上で、グループワークでアイデアを出し合い、
ブレーンストーミング形式でメンバー同士でアイデアを膨らませる授業内容でした。
25分という短時間の中で平均40個程度のアイデアが出され、
最も多いグループでは60個ものアイデアを出したグループも!
大いに盛り上がりました。
またアイデアの選定では、
模造紙上で同じ属性のものを枠線で区切ったりするなど、
各々工夫を凝らし、短時間のなかで効率的に分類作業。
今回の取組みは各メディアも注目しており、
新聞では北國新聞さんと北陸中日新聞さんの2社、
テレビでは石川テレビさんとテレビ金沢さんの2社。
計4社のメディアの方々が取材に来ていただきました!
なお本取組みの責任者である電子情報工学科の小村先生は
「知識を身につける座学による学習と、知識を活用する発展的学習の組み合わせは
高い学習効果が得られますが、両方を講義に取り入れると時間が不足しがちです。
「gacco」の質の高い講座コンテンツを座学に変わる予習教材として
活用することで発展的学習に注力できます。」
とMOOCへの期待について述べらています。
本取組みの成果は、8月26日から行われる
高専フォーラムにてプレゼン発表する予定です。
最終的にはどのような成果で、
また生徒皆さんがどのような刺激を受け授業に望むのか、
今後が楽しみです。