ここから先に、いっさい確定的な情報は含まれていない。私がこの事件について情報収集をする中で見つけたあるページでの、不可解な記述について、独り言をつぶやくだけである。その前提で読んでほしい。
札幌の雑誌企画・制作会社である株式会社クリエティヴ・アイズが運営するサイト「Creative Space」に、問題のページはあった。拉致された今井氏は、同社の出版する「環境情報紙 エコろじー」で、記者として活動していた。
さてこのサイト、4月8日の事件発覚直後に更新した『自衛隊撤退のキャンペーンを開始します。』というトピックスのページが存在する。
ここには、こう書かれている。
＞これから、自衛隊撤退のキャンペーンを開始します。
＞どうか、みなさんもご参加ください。
＞小泉首相に「自衛隊撤退」を要求したいのです。
＞
＞現段階で自衛隊がイラクに駐留するのは、明らかに違法です。
＞もちろん憲法にも違反しています。
＞これを放置することはできません。
＞どうか、政府に「撤退」を要求してください。
あれ？と思わないだろうか。そう、撤退を求める理由が「違法だから」となっているのである。「今井君たちの命を救うために」とは書かれていない。他のトピックスとは明らかに異なるスタンスの、拉致された３人の身の安全についてまったく触れない主張が、もっとも彼の安全に対する興味や不安が強いはずの事件発覚直後にアップされている。これはどういうことなんだろう？
札幌の雑誌企画・制作会社である株式会社クリエティヴ・アイズが運営するサイト「Creative Space」に、問題のページはあった。拉致された今井氏は、同社の出版する「環境情報紙 エコろじー」で、記者として活動していた。
さてこのサイト、4月8日の事件発覚直後に更新した『自衛隊撤退のキャンペーンを開始します。』というトピックスのページが存在する。
ここには、こう書かれている。
＞これから、自衛隊撤退のキャンペーンを開始します。
＞どうか、みなさんもご参加ください。
＞小泉首相に「自衛隊撤退」を要求したいのです。
＞
＞現段階で自衛隊がイラクに駐留するのは、明らかに違法です。
＞もちろん憲法にも違反しています。
＞これを放置することはできません。
＞どうか、政府に「撤退」を要求してください。
あれ？と思わないだろうか。そう、撤退を求める理由が「違法だから」となっているのである。「今井君たちの命を救うために」とは書かれていない。他のトピックスとは明らかに異なるスタンスの、拉致された３人の身の安全についてまったく触れない主張が、もっとも彼の安全に対する興味や不安が強いはずの事件発覚直後にアップされている。これはどういうことなんだろう？
今井君たちの拉致発覚以来、リアルタイムでアップしたものなので、表現に舌足らずがあったかもしれませせん。しかし、上記のような書き方は、とんでもない人権侵害につながりかねないものです。
自衛隊の撤退を打ち出したのも、人質解放の絶対条件であり、今井君たちの命がかかっていたからにほかなりません。その前提のもとに、自衛隊の撤退を呼び掛けたのです。それが、どうして彼等を気づかっていないということになるのですか？全く理解できません。まして、政治的意図で呼び掛けたのではないので、あなたのような取り方には大きな違和感を覚えます。
他と比べて、とおっしゃるけれど、私たちも夜中に
「あなたの声が３人の日本人を救います」という呼び掛けを作り、徹夜明けの朝方アップし、緊急署名のお願いをしました。街頭にも立ちました。
それから彼らが解放されるまで、ほとんど朝方まで起きて、情報を収集し、必要と判断したものをアップしつづけていたのです。私たちができる事を必死でやりつづけたことに心無い中傷をしないでいただきたいと思います。正直に言って、私たちは、疲れております。仕事も返上し、ボランティアで彼の救済活動をしたのを、どうか忘れないでください。
今井君は、エコろじーの高校生のページを担当し、自ら書いていました。彼こそ新しい時代の希望を内側に備えた若者です。エコろじーがその小さな芽を伸ばす良き土壌になれたら、それが私たちエコろじーの思いであり、願いだったのです。
３０日に記者会見とのことですが、彼らを温かい目で見てほしいものです。海外のメディアも見つめています。自己責任だけでかれらを追い詰めることなく、人道支援に行った心の動機を理解してあげることも必要です。
確かに行ったタイミングが悪すぎますが、今井君たちは、苦しんでいるイラクの人々の心を最もよく分かろうとした人たちであることに変わりはありません。
名前、タイトルを付け加えます。
失礼いたしました。