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旅・短文

我是三四六岁


春雷とともに

2017年05月18日 20時02分13秒 | 日記

今年の春、いったい聞いただろうかと思い巡らすものがあった。

綺麗な声でさえずるガビチョウで、たいてい4月には聞こえる外来種の野鳥である。

鶯の声は聞こえているけれど、とどこに行ったか行方の知らない鳥のさえずりを恋しがり、黄砂が今年は遅かったから、

ひょっとしたらそんなことも関係があるだろうか、とは、考えもした。

今日は各地で雷 があったり、突発的な雨もあったようだ。春先の雷を春雷と名付けて、農産では

収穫に繋がりそうな吉現象に受け止めているらしいと、何かで読んだ。だれもが好きとはいえない雷を礼賛でもするかのような呼び名がついて、

厳しい冬の地域ではどんなにか春を待ちわびていたか、やっと雷さんがやってきた、とでも言いたげな名前だ。

5月も半ば、その雷、春雷と呼ぶには遅いけれど、さっと空が曇り、雨が降ったかと思えば、後でさあっと空が晴れ、白い入道雲のようなもくもくとした

雲が青い空に現れた。

気持ちよく散策していると、目の前に珍しい物が見えた。背を屈めてのぞき込むと、タンポポの綿毛が3,4個ほどおんぶされている。だあれ?

小指ぐらいのなめくじだった。重くはないだろうけれど、綿毛も珍しいものに運ばれるんだわね、とくすっとさせられた。

更に歩いていると、小川の川石の上に亀がいるのを見つけた。通りかかった子供に話してみると、「スッポン」と、返ってきた。なるほど甲羅には模様が複雑になっていないし、

滑らかだ。首を長く伸ばして、絶好の甲羅干し陽気なのだろう、体長の三分の二ぐらいはのびている。少しばかり先に進んだあたりの別の石の上にも別の亀がもうひとついた。

辺りで緑茶を蒸しているのだろか、喉にまで味が広がるかのような新茶の甘露の香りも、春雷が風と一緒に運んでいる。

この時季の産物に包まれ幸せなひとときであった。

 

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