こんにちは。
今日は、GWに訪ねた立山のことを書きます。
「雪の大谷」が見たい!、というだんなの一言で、
行って来ました。
ちょうど黒部ダムがセットされており、
私は黒部ダムに1度は行ってみたいと思っていたので、
お互いの利害が一致して、行くことに決定しました。
真冬の服装を用意、とあり、なんとなく「ふ~ん」くらいに考えていたのですが、
知りあいに登山が趣味、という人がいまして、
「今どきの立山は、マジで冬よ!真冬!!」と、
おどかしてくれたおかげで・・・
本当に助かりました!!
「立山黒部アルペンルート」と呼ばれる、いわば立山横断コースの片方の出発点、立山駅。
私たちは、ここを出発点に長野県側の扇沢まで行きます。
ここからまずは、ケーブルカーで一気に登ります。
だんだん標高が上がっていくのを景色で感じながらも、まだまだ落ち着いておりました。
次のターミナル。美女平。かなり「冬」です。
ここからはバスで今夜の宿、立山ホテルのある「室堂」へ。
天気がどんどん悪くなっていきます。
一瞬雲が切れ、自分の今いる高さにびっくり(@_@;)!
雪の「大谷」ならぬ「小谷」を進みます。
「室堂」と呼ばれる、今回のツアーで最も高いところに到着。
ここで1泊します。天気は最悪の状態。
バスを降りたその途端・・・
真冬の雪山に放り出されました。
寒い!風が痛い!
周りは真っ白!空気が冷たい!!
さっきまでの(=美女平。バスのターミナル)
「けっこう寒いね」的な寒さとは、訳が違う!!
標高2,500メートルを実感!!
これは室堂の郵便局。「立山山頂簡易郵便局」!
室堂は、高原バスと立山トロリーバスの発着場。
ターミナルとホテルが一体になっていて、
郵便局もあり、ホテルの売店と喫茶店には、泊まっていなくても自由に出入りできます。
ゆうがた5時半ごろ。悪天候はピークに。
部屋の窓から見たところ。
気圧はなんと、760ヘクトパスカル!
台風の中心気圧よりもまだ低い。
20代に骨折した右足の古傷が、うずくうずく・・・(T_T)
あまりの天気の悪さに星空観察会はすっかりあきらめていたのですが、
信じられないことに、突然雪がやみ、風も止まり、満天の星空☆☆☆!!
富山の市街地の灯りがとてもきれいに見えました。
上空にはお月様♪
山の天気ではよくあること、とホテルの方が言っていましたが、
本当に感激しました。
翌朝も快晴!!
朝5時には起き、朝食まで近くの「みくりが池」の方向に散歩に行きました。
ただ、ひたすらに、真っっっっ白です。
朝日がまぶしい。
みくりが池側から見た立山ホテル。
登山靴を貸してくれた知人から
「みくりが池温泉は日帰り入浴ができるから、行くといいよ」と聞いていましたが、
あいにく前日は吹雪でとても外は歩けず、行けませんでした。
天気が良いと、本当に近くにあるのがよくわかりました。
次は高山植物のきれいな時期にぜひ来てみたいと思います。
「雪の大谷」にも無事行くことができました。
昨日は悪天候で、観覧中止だったそうで、これまたラッキー♪
ここが1番高い雪の壁。19メートル!
室堂からいよいよ黒部ダムに向かいます。
ホテルのあった室堂が一番高い場所だったので、
後はひたすら下っていきます。
軽い頭痛と足のうずきともやっとサヨナラ。
次のターミナル、大観峰まで地中のトンネルをひたすらトロリーバスで走ります。
大観峰まで来て、ようやく遠くに黒部湖が見えてきました。
黒部湖の後ろが「後立山連峰」。
3時間後には、あの峰々の向こう側に行くのだと思うとちょっと信じられません。
ロープウェイに乗り換えて、「黒部平」に。
雪山はこのあたりまで。
地中を今度はケーブルカーで移動。
ものすごい傾斜で、まるで落ちていくようでした(◎o◎)!
黒部ダムに到着。
その高さと大きさのスケールに、本当に圧倒!!
よくこんななところに、こんな巨大な構造物をつくったもんだな、と
驚くばかり。
スケールが大きすぎて、なんだかよくわからない写真になってしまいました。
聞いていた通り、すごかったです!!
ダムを渡ったところにレストハウスがあります。
その横に湧水を自由に飲めるようにしてありました。
黒部ダムからは、またまた地中をトロリーバスで移動。
乗り場も地中。
長野県側の扇沢というところに出ます。
トロリーバスなので、電気を取り込むパンタグラフがあります。
ここが一応、「立山アルペンルート」のもう一方のスタート地点、
私たちには終点になります。
後は金沢までひたすら走って帰ります。
水の豊かな土地。
大きな川がたくさんあって、雪解け水と思われる豊富な水が、勢いよくどんどん流れ下っていきます。
広い土地はどこもたっぷりの水を張られ、田植えを待つばかりのようでした。
中国地方の山陽側では見られない雄大な景色です。
糸魚川インターから北陸道に入り、サービスエリアからちょっぴり日本海も見ました♪
駆け足の旅でしたが、初めての体験ばかりで、来て本当に良かったと思いました。
今回、北アルプスの、そのまた北の端っぽを見ることができました。
山のかたまりしかイメージできなかった日本アルプスが
少~し具体的に捉えられるようになりました。
狭い日本。でもやっぱり広い日本。
本当に良い体験でした!!
今日のきなことげんげん。
頭隠して尻隠さず。
束の間の平和。
では、今日はこのへんで。
今日は、GWに訪ねた立山のことを書きます。
「雪の大谷」が見たい!、というだんなの一言で、
行って来ました。
ちょうど黒部ダムがセットされており、
私は黒部ダムに1度は行ってみたいと思っていたので、
お互いの利害が一致して、行くことに決定しました。
真冬の服装を用意、とあり、なんとなく「ふ~ん」くらいに考えていたのですが、
知りあいに登山が趣味、という人がいまして、
「今どきの立山は、マジで冬よ!真冬!!」と、
おどかしてくれたおかげで・・・
本当に助かりました!!
「立山黒部アルペンルート」と呼ばれる、いわば立山横断コースの片方の出発点、立山駅。
私たちは、ここを出発点に長野県側の扇沢まで行きます。
ここからまずは、ケーブルカーで一気に登ります。
だんだん標高が上がっていくのを景色で感じながらも、まだまだ落ち着いておりました。
次のターミナル。美女平。かなり「冬」です。
ここからはバスで今夜の宿、立山ホテルのある「室堂」へ。
天気がどんどん悪くなっていきます。
一瞬雲が切れ、自分の今いる高さにびっくり(@_@;)!
雪の「大谷」ならぬ「小谷」を進みます。
「室堂」と呼ばれる、今回のツアーで最も高いところに到着。
ここで1泊します。天気は最悪の状態。
バスを降りたその途端・・・
真冬の雪山に放り出されました。
寒い!風が痛い!
周りは真っ白!空気が冷たい!!
さっきまでの(=美女平。バスのターミナル)
「けっこう寒いね」的な寒さとは、訳が違う!!
標高2,500メートルを実感!!
これは室堂の郵便局。「立山山頂簡易郵便局」!
室堂は、高原バスと立山トロリーバスの発着場。
ターミナルとホテルが一体になっていて、
郵便局もあり、ホテルの売店と喫茶店には、泊まっていなくても自由に出入りできます。
ゆうがた5時半ごろ。悪天候はピークに。
部屋の窓から見たところ。
気圧はなんと、760ヘクトパスカル!
台風の中心気圧よりもまだ低い。
20代に骨折した右足の古傷が、うずくうずく・・・(T_T)
あまりの天気の悪さに星空観察会はすっかりあきらめていたのですが、
信じられないことに、突然雪がやみ、風も止まり、満天の星空☆☆☆!!
富山の市街地の灯りがとてもきれいに見えました。
上空にはお月様♪
山の天気ではよくあること、とホテルの方が言っていましたが、
本当に感激しました。
翌朝も快晴!!
朝5時には起き、朝食まで近くの「みくりが池」の方向に散歩に行きました。
ただ、ひたすらに、真っっっっ白です。
朝日がまぶしい。
みくりが池側から見た立山ホテル。
登山靴を貸してくれた知人から
「みくりが池温泉は日帰り入浴ができるから、行くといいよ」と聞いていましたが、
あいにく前日は吹雪でとても外は歩けず、行けませんでした。
天気が良いと、本当に近くにあるのがよくわかりました。
次は高山植物のきれいな時期にぜひ来てみたいと思います。
「雪の大谷」にも無事行くことができました。
昨日は悪天候で、観覧中止だったそうで、これまたラッキー♪
ここが1番高い雪の壁。19メートル!
室堂からいよいよ黒部ダムに向かいます。
ホテルのあった室堂が一番高い場所だったので、
後はひたすら下っていきます。
軽い頭痛と足のうずきともやっとサヨナラ。
次のターミナル、大観峰まで地中のトンネルをひたすらトロリーバスで走ります。
大観峰まで来て、ようやく遠くに黒部湖が見えてきました。
黒部湖の後ろが「後立山連峰」。
3時間後には、あの峰々の向こう側に行くのだと思うとちょっと信じられません。
ロープウェイに乗り換えて、「黒部平」に。
雪山はこのあたりまで。
地中を今度はケーブルカーで移動。
ものすごい傾斜で、まるで落ちていくようでした(◎o◎)!
黒部ダムに到着。
その高さと大きさのスケールに、本当に圧倒!!
よくこんななところに、こんな巨大な構造物をつくったもんだな、と
驚くばかり。
スケールが大きすぎて、なんだかよくわからない写真になってしまいました。
聞いていた通り、すごかったです!!
ダムを渡ったところにレストハウスがあります。
その横に湧水を自由に飲めるようにしてありました。
黒部ダムからは、またまた地中をトロリーバスで移動。
乗り場も地中。
長野県側の扇沢というところに出ます。
トロリーバスなので、電気を取り込むパンタグラフがあります。
ここが一応、「立山アルペンルート」のもう一方のスタート地点、
私たちには終点になります。
後は金沢までひたすら走って帰ります。
水の豊かな土地。
大きな川がたくさんあって、雪解け水と思われる豊富な水が、勢いよくどんどん流れ下っていきます。
広い土地はどこもたっぷりの水を張られ、田植えを待つばかりのようでした。
中国地方の山陽側では見られない雄大な景色です。
糸魚川インターから北陸道に入り、サービスエリアからちょっぴり日本海も見ました♪
駆け足の旅でしたが、初めての体験ばかりで、来て本当に良かったと思いました。
今回、北アルプスの、そのまた北の端っぽを見ることができました。
山のかたまりしかイメージできなかった日本アルプスが
少~し具体的に捉えられるようになりました。
狭い日本。でもやっぱり広い日本。
本当に良い体験でした!!
今日のきなことげんげん。
頭隠して尻隠さず。
束の間の平和。
では、今日はこのへんで。