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~紆余曲折の日々の中で...

「韓国は中国の一部だった」?韓国メディアは「一考の価値もない」

2017-04-20 | 報道/ニュース
習近平との会談で、「韓国は中国の一部だったことがある」との説明を受けたトランプ米大統領。ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで、”Korea actually used to be a part of China.”と発言したという。

その発言が韓国で波紋を広げ、韓国メディアは、この発言には「一考の価値もない」とする外交部当局者のコメントを出したそうだ。

歴史的に、朝鮮の儒者は、朝鮮を中国の正統な継承者として「小中華」とし、一方で周辺諸国を「夷狄」として、東夷、西戎 (せいじゅう)、南蛮、北狄などと卑しんで呼んでいた。中国との間では、冊封(さくほう)関係が確立されており、朝鮮は、中国からの称号・任命書・印章などを媒介として、中国(大中華)と名目的な君臣関係を結んでいた。

従って、習近平がトランプに言った内容も間違ってはいない。

韓国の歴史ドラマを見ても、この関係は明らかである。「トンイ」や「イサン」などを見ていると、王位継承第一順位の王子は世子(セジャ)と呼ばれるが、その世子は、中国から許可を貰わなければならない。

世界史の窓:
李氏朝鮮は明との文化的な関係が深く、ともに儒教思想を根幹とする社会をつくってきたが、1637年、女真の清の侵攻を受けてそれに服属し、1644年には、明が滅亡して清が中国全土を支配することとなった。

こうして朝鮮は清を宗主国とする立場となったが、儒者はあくまで、清朝は女真という夷狄が建てた王朝であると考え、「大中華」であった明が滅亡した後は、朝鮮のみが儒教の伝統を継承する「小中華」であると考えるようになった。

政治的・外交的には清に屈服したが、文化的にはより高度な伝統を維持しているという自負であった。その考えでは、清は夷狄であり、日本は倭夷、西洋は洋夷であるとされ、19世紀の朝鮮で力を付ける鎖国思想、事大主義へと結びついた。

日本などにならって朝鮮の近代化を図ろうとした独立党に対して、保守派を形成した事大党の思想的な根拠となる。





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