G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

新車購入の顛末記~後期高齢者の場合

2017-02-11 | エッセイ

1.始めに:
12年間、使い慣れた車(トヨタのist、1300cc)のエンジンパワー不足が顕著になったので、昨年末に思い切って、新車(トヨタのVitz、1.3F ”LED Edition” 、非ハイブリッド車)を購入した。
恐らく、我が人生最後で最大の買い物の新車購入になると思うので、購入の経緯、その後の使い勝手などをまとめてみた。高齢者の車購入の一助になれば、幸いである。

2.新車購入の経緯:
後期高齢者による交通事故の多発、私の平均寿命を考えると、一般的には、この期に及んでの新車購入は勿体無いと思われる。
一般的には、私の今の年齢(80歳)を考えると、この後、何年運転できるか分からないからである。
然し、以下に述べる理由(屁理屈ぽい)から新車購入をすることとした。 

(1)長寿命化に伴う運転可能年齢の高齢化:
私は、現在でも毎月、数回のハイキングを楽しみ、毎週、数回は近所のスポーツジムで筋トレ、ジョギング、水泳などで体力維持に努め、複数のサークル活動にも参加し、その上、基礎代謝の数字(1500)も
50代の人並であり、体力的にも、気力的にも実質的には5歳位は若いと自負している。
 将来、幸運にも、癌に罹らず、認知症にもならずにこの状態で推移するとし、更に平均余命(約10年)を勘案すれば、90歳になっても実質的には85歳であり超高齢者()でないので、今後、
10年位は運転できる可能性があると予想できる。
 一般には10年も乗れば車交換の時期でもあり、新車購入もありと判断した。

)因みに、近年の長寿命化を踏まえて、2017.1.5に日本老年学会・日本老年医学会から64歳以上を凖高齢者、75歳以上を高齢者、90歳以上を超高齢者とする提言があったのはご承知の通りである。この数字が示唆しているのは、人生は90年時代になろうとしている事である。

(2)その他の理由:
長年、質素に、地味に生きてきた自分に人生最後のプレゼントを贈るのもあり思った。
これを契機に遠出の機会が増え気分転換、老化防止にも役立とう。 

3.使い勝手:
600km走った結果では10年間の技術の進歩は著しく、走行性能、安全性、居住性などは期待に十分応えるものであり良い買い物をしたと満足している。
エンジンパワー:
同じ1300 cc であるが、前車のエンジンとは比較にならないくらいパワフルである。
安全性:
(1)衝突回避システムの効果は路上でテストできないので実際に機能するか否か分からないものの、you tubeで見たテスト結果では40~50kmの速度でも自動停止する優れものであるので安心感は大きい。
(2)走行車線逸脱防止警報装置は十分に実用的である。
(3)ヘッドライトの自動点滅、ハイビーム・ロービームの自動切替によりヘッドライトの
手動コントロールの煩わしさから完全に開放された。
(4)バックモニターでバック時の人や障害物をクッキリと確認できる。
高速走行性能:
未だ高速道路を走っていないので分からないが、Webでの評価では問題ないようである。
■静粛性:ハイブリッド車に比べると喧しいが、コストを勘案すれば気になるレベルでない。
■その他:各種視認性、操作性なども改善されているが、ここでは省略する。
デザイン性:
初期のVitzは女性的なマスクであったが、今回購入したVitzは男性的なハンサム マスクでとても
気に入っている。