権助の冒険

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映画「エクソダス」と「十戒」

2017-11-15 11:54:01 | 映画

先週末、なぜか「エクソダス」が観たくなってツタヤで借りた。
リドリー・スコットが監督してるだけあってなかなかの見ごたえ、そして旧作「十戒」との対比もなかなか面白い。
さてこの話は現在ではほとんど虚構として扱われている「モーゼの出エジプト記」の話、モーゼの人物像も圧倒的な頼もしさのチャールトン・ヘストンから何となく頼りないクリスチャン・ベイルに、そして奇跡のシーンではCGを駆使して新作の方が画面造りは見事。

<ストーリ>
 栄華を誇る古代エジプト王国では、長年にわたりヘブライ人を奴隷として使役していた。そんな中、王女に拾われ、国王の息子ラムセスと兄弟同然に育てられたモーゼ。成長した彼は、国王セティの信頼も厚く、民からも慕われる存在に。ところがセティの死後、王位に就いたラムセスは、モーゼの出自がヘブライ人と知るや、彼を追放する。過酷な放浪の末に一人の女性と巡り会い、結婚して平穏を手に入れたモーゼ。9年後、彼は神の啓示を受け、虐げられているヘブライの民を解放すべくエジプトへと戻るのだったが…。
(出典:全洋画オンライン)

この物語をみると「神」の存在が矛盾に満ちていて、新作でも子供の姿に変えた神(の使徒)との会話で「いままでほっておいて今更なにを言うのか」なんて最もらしいセリフをモーゼに言わせているが、「そうだ、そうだ、その通り!」などとつい思ってしまう。
十戒の石板を作るのにモーゼがタガネで石を刻んでるのを見ると、どうせ神話なんだから稲妻でもだして自動刻字させればなどと思う。
さて旧作、これはもう頭から尻尾まで神話として出来ているから何があっても驚かない、土壇場で紅海を真っ二つに割るのも火の柱で追撃のエジプト軍を足止めさせるのも、なにからなにまで矛盾に満ちているが神話だから何でも有りとして受け入れてしまう。
物の本によれば、モーゼは口下手で代わりに兄のアロンが弁舌をふるったり様々な交渉も担当したらしい、その点においてはベイルの方がそれらしいし。
吉村作治氏によれば正調エジプト史には聖書の様な出来事は一切の記述が無いらしい、ユダヤ氏の専門家が歴史的事実ではないと認めたと言う記事を20年程まえにどこかで見た記憶がある。
ではヘブライ人が古代エジプトで奴隷として使役されていたのは事実かどうか?、それについては知りたい気がする。
いずれにしてもキリスト教徒やイスラム教徒やユダヤ教徒が信じる聖典神話だから比類無き大ネタである。
さて、旧作はエルマー・バーンスティンのテーマが素晴らしい、大好きな映画音楽の一つ。
The Ten Commandments Soundtrack (1956) (Elmer Bernstein)



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