権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

灰ころがし

2012-06-19 07:11:35 | 食・レシピ

嘘の様なこの名前「灰ころがし」、信濃の国では代表的な郷土食らしい。
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信州出身の人からオミヤで頂いた貴重な「灰ころがし」、通常は「おやき」と称してあちこちで観光客相手に売っているが、これはネーティブ・シンシュリアンから太鼓判を押された「物」でモノが違う。(とのこと)
佐藤の灰焼きおやき」というのが正式名称。
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格好はごつく、皮は硬い、で、結論は「非常に旨かった」。 (これは「美味しい」では無くて「旨い」と言うのが適切。)
具は"野沢菜"と"なす"。 
野沢菜はさっぱりとした味付けが宜しい、一方のナスも油を吸って少々の塩加減と食感が非常に良い。 これらを包む皮は二層構造で、地球の構造みたいに、ソリッド感充分で噛み応えのある表皮と、マントル層の様な小麦粉が柔らかく固まった層。  そしてコアにあたるグザイ、どちらも想定外で嬉しいことに甘さが無く皮との対比が素晴らしい。

噛み応えがあってアゴがつかれて、食後の満腹感も充分。
自慢するだけのことがある素晴らしい一品で、自慢の「菊屋の今川焼」も負けた。

はいやきもち
   【灰焼き餅】、
はいころがし
   【灰転がし】
小麦粉やそば粉をこねたものをひとにぎりほどの玉にして、囲炉裏の熱灰のなかにころがし込んで焼くところからこの名が出た。ほかに「灰ころばし」、「へいころがし」、「灰焼き餅」 などの呼び名がある。主に長野県地方で伝えられたもの。

出典:http://jiten.kurumaya-soba.com/sobamoti.htm

コメント (2)
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