koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

天地人-第22回「真田幸村参上」

2009年05月31日 21時03分02秒 | 天地人

いきなりやってきたおねいさん。
何と信州上田の真田の姫と素性を明かします。
で,兼続と二人きりになるといきなり修羅場。
隣で見ていた息子が一言,
「浮気だ~」(爆)
そんでもって,それをかよに問い詰められる兼続。
そんなことに時間かけんじゃねーよ,と突っ込みを入れましたが,今回の突っ込みどころは半端じゃなかった・・・・・・


戦国~織豊~大坂の役は,まさに群雄割拠・百花繚乱と言うべきか,大名クラス以外にも多くの魅力的な人材が輩出された時期ですが,今回の中心である真田幸村など,その最たるものでしょう。
以前のエントリで述べた前田利益(慶次郎)とか,雑賀孫市(重幸?),後藤基次(又兵衛),渡辺勘兵衛(了),岩見重太郎こと薄田隼人正(兼相)・・・といった面々とともに,真田幸村は真っ先に指折られるべき人物でしょう。
一昨年の「風林火山」の時も述べたように,こと真田に関してはついつい一言言いたくなります・・・。


個人的に映像の中の真田一族というと,やはり85-86年放映のNHK水曜時代劇「真田太平記」でしょう。
故丹波哲郎の真田昌幸は,池波正太郎の原作を10回以上読破しただけあって,これ以上のキャラクターは望めないほど嵌りまくっていましたし,その子である信幸(後に信之)役の渡瀬恒彦,幸村(正しくは信繁)役の草刈正雄も見事な演技でした。
ですから,今回の岩松了(昌幸)はともかく,城田優の幸村はどうなることか懸念されたのでしたが・・・。


希に見るガラの悪い幸村でした。
おまけにひねているし,頭も悪そう。
幸村という男は,大人の風格があって茫洋とした表情からは想像も付かないような深慮遠謀が繰り出される,といった感じだと勝手に思ってきた私が悪いのですが,それにしてもあの幸村はご勘弁願いたいです・・・。
長身でハーフのイケメンである城田君には悪いのですが(顔はクォーターである草刈正雄に似ていないこともない),ちょっと役作りが・・・という感じです。
さらに,
「姉上以上に美しいおなごは知りません」
なんて,すっかりシスコンだし・・・。
でもって,泉沢幹久との意味のない槍自慢に時間を割く脚本。
見てろ,絶対神川の戦い(第一次上田城攻防戦),あっという間に終わるから,と私が言ったら,2分もかからず終わってしまいました・・・。
上杉方の援軍は昌幸従兄弟である矢沢頼康の矢沢城に詰めていた筈なのですが,その説明も皆無。
いきなり葵の旗印が上田城内に斬り込んで,鉄砲の掃射を受けただけでした。
追撃戦で神川に多数の徳川軍が飲まれた描写はおろか説明も無し。
私の悪い予想のさらに上をいっていました・・・。
だいたい上田城に攻め込んだのは鳥居元忠,大久保忠世,平岩親吉と言った三河以来の譜代の臣でした。
だから,兵たちはそれらの紋が染められた旗を背負っている筈なのですが・・・。
ま,徳川軍だと分かりやすくするため,ということでしょうけど・・・。
周知の通り,昌幸・幸村父子は関ヶ原の役において,唯一上杉征伐反転の小山犬伏の徳川陣から抜け出して西軍に味方します。
若き日の幸村が,上杉家の人質だったことは事実ですし,その際に景勝や兼続の俠気に触れて,後の関ヶ原への布石に・・・といった設定は悪いとは思いませんが,ただの「いい人」である兼続が頑なな城田幸村の心を開いたのはちょいと簡単すぎました・・・。


しかし,子が子なら父も父。
息子より若い後添えをいつのまにやら貰って,鼻の下を伸ばす父ちゃん。
亡き母があの世で悲しむと諭す兼続。
一笑に付す父ちゃんと,一緒に笑う脳天気な兼続・・・。
余計なエピソード入れないでいくさしろよ・・・。
いっそのこと,幸村とともに上田出陣,とでもやった方がはちゃめちゃで面白かったのでは・・・。


最後に,呼称(諱)について。
兼続が幸村を,
「幸村」
と呼んでいたのは,はっきり言って×です。
否,
「兼続」
と呼んでいる朋輩たちも×です。
景勝への書状の宛名が上杉弾正少弼となっていましたが,それは正しいと思います。
つまり,当時は官職名や通称で呼ぶのが常だったのではないでしょうか・・・。
だから時期によって呼称は変化します。
兼続は山城守と呼ばれたでしょうし,幸村は左衛門佐(さえもんのすけ)です。
だからこの時期は,山城守(或いは城州)に源二郎と呼ぶのが正しいのではないでしょうか・・・。
これらのことに関しては,いずれ一考を要する内容と思います・・・。


しかし,予告を見て
「う~ん,与六上手すぎ・・・。」(笑)
今も頭の中で,
「任せておけ!!」
が響きまくっています・・・。

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