風通庵−直言

ヨモヤマ話

コンプライアンスとは厄介なもの

2011-11-15 10:07:39 | Weblog
 巨人の内紛劇----、
 巨人の球団代表清武氏が、ナベツネこと渡辺恒雄会長を球団を私物化し「コンプライアンス違反」と記者会見して批判したことに、渡辺氏は、名誉棄損、謝罪を求めると反論。(内容については略)
 さてその後ーーー、
 渡辺氏は「(単なる腹案)構想段階の企業秘を会見で公表した。これは会社法の<取締役の忠実義務違反>に該当する」と。だから渡辺氏は、コンプライアンス違反はむしろ清武氏だと言いたいようだ。
 ところが、この紛争の直接の原因でもあるコーチ人事について、渡辺氏は清武氏からの報告を聞いて一度は了承しながらも、それを覆したとして、清武氏の代表を務める顧問弁護士は「渡辺氏は事前に人事報告を受けているのだから、その点をたださないで見過ごすと、それこそ部下としての忠実義務違反になる」と反論した。(産経新聞)
 言って違反、言わないで違反。コンプライアンスとは厄介なもの。


 国歌<君が代>の斉唱で----、
 学校行事での君が代の斉唱の際の起立を職務命令として強制(従わないものは免職する大阪の条例案)することに反対。その理由の一つに「国旗及び国歌に関する法律(略して国旗国歌法)」には、国歌は君が代との規定はあるが、斉唱の際は起立せよとの規定はないと言う。だから、卒業式、入学式での君が代斉唱のさい敢えて起立する必要はない。厳粛なる式典のさいでも、司会担当の教師が全員起立と言っても、教師知らぬ顔で、アッチ向きコッチ向きしていてもいいとの解釈である。これがれっきとした弁護士の解釈であるから始末が悪い。解釈と言うより、君が代に対する<言いがかり>である。
 法律の規定がないから認められるなら、常識も道徳も要らないということになる。どうせ安物の、流行らない弁護士の起死回生策のための解釈だろうから「法と道徳」の初歩から、入門書から勉強しなおしてもらおう。
 どことなく「ベニスの商人」(シェイクスピアのベニスの商人)の≪肉は切っても血は出すな≫の名セリフを思い出す。
 国歌<君が代>はいつの時に歌うのか? カラオケバーやカラオケ喫茶で歌うのか? 美空ひばりの<愛燦燦>を歌って後で歌うのか? <君が代>を歌う時と場所を考えれば、法の規定云々は出てこない。
 アホな解釈は休み休みに。
  
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コンプライアンス コンプライアンス違反 ベニスの商人 美空ひばり 国旗及び国歌に関する法律 顧問弁護士 国旗国歌法
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