今日はちょっと更新遅れましたが、話題作『ユナイテッド93』を観てきましたのでご紹介!
私自身、意外にもスカラ座で観るのって1、2回目だったんですよ~。
どうやらとなりのみゆき座では何度も観賞してるのに・・・作品の縁でしょうか・・・不思議とあまりなかったです。
大きさはみゆき座より大きく、シートはほぼ変わらないですね。
まあ昔はみゆき座もスカラ座2って言ってたみたいですから当然ですよね。
なんで名前変えたんですかね。
シートはゆったりとしたシネコン系シート。シート幅も広く、前シートとの間隔も平均的で、どの角度からも観やすく、音響も申し分ないです。
落ち着いて観られるいい映画館ですね。
あらすじ
2001年9月11日、この日もいつもと変わらず空港も航空管制も平穏な一日を送るはずだった。
ニューヨーク発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便は朝のラッシュに巻き込まれ、予定時刻を30分以上送れて出発しようとしていた。機内には乗客乗員40名が乗っており、その中にはテロリストがいたが、誰も知る由はなかった。
最初の異常はアメリカン航空11便。ボストン情報センターで傍受した無線に「操縦室を制圧・・・」という言葉が聞こえてきたからだ。その情報はボストンの防空指令センターにも伝えられ、無線内容が分析にかけられた。
徐々に航路を外れていくアメリカン航空11便。連絡もとれず、他機の航路と危うく接触の可能性もある。
そんな中、無線の分析結果に「プレーンズ(複数)」の発音が・・・。
その直後、アメリカン航空11便はレーダーから姿を消し、しばらくするとCNNからワールド・トレード・センターに航空機が衝突した映像が流れてきた。
同時ハイジャック・・・その可能性に奔走する航空管制。
その頃、ユナイテッド航空93便でも数人のアラブ人たちがその機会をうかがっていた。
何も知らない乗客乗員。そして必死に管制しながらハイジャック機を探す航空管制。
はたしてユナイテッド航空93便だけが途中で墜落した真実は・・・。
感想
おすすめ度:(星4つ)
ただただ凄いの一言。。。
すべてがまるでドキュメンタリーのように流れていく展開と、何の説明もいらない作り・・・すばらしいです
そして衝撃のラストにはただ悔しさと憤りで涙が止まらない感じでした。・・・久々に劇場で泣きました。。。
非常によく当時の関係者から情報を仕入れているようで、エンドロールを見ればわかりますが、実際の本人が数多く出演しています。
それはそれでかまわないのですが、やはり問題は情報の無いユナイテッド航空93便内の出来事。。。
ここは少ない情報から着色するしかなく、オリジナルストーリーで構成されており、若干違和感があったので4星です。
<<以下ネタバレあり>>
とにかく全体的に低予算作品なのか、カメラも手ぶれありのような撮り方のため、飛行機内のシーンはかなりの臨場感が味わえます。
そして航空管制や防空センターのやりとりはまさに大混乱!
途中から現在アメリカ上空を飛んでる航空機全てが対象となって、コレはOK、コレは怪しいとかもう見ているこっちも何が正しい情報なのかわからない状態。
これはもうどうしようもないですよね。。。
そして大統領命令によっては撃墜・・・ってことで軍からは戦闘機がスクランブル発進!
首都上空に配備するにしても通常の発進の場合と異なり大混乱。。。
こんな感じで実際に起こったやりとりは事実そのままに堪能できました。
そしてユナイテッド航空93便内でのハイジャック劇。。。
アラブ人たちが機内で操縦室に押し入るタイミングを見計らい、ハイジャック犯の緊張感まで表現してました。でも伏線が上手く使いきれていないのが残念。
離陸前に機長がCAに操縦室に入る際のドアのノックの仕方を決めてましたが、ハイジャック犯が押し入るときのには全くそれにはふれていない。
CAが忘れていたとか機長が気づかなかったとかその部分もちゃんと表現してほしかった。。。
クルーたちを脅す手段は爆弾・・・まあ確かに怯えます。
ですがその間でも携帯や機内電話から助けを求めたり・・・いろいろと展開を見せてくれます。
一つ疑問なのがCAの対応。。。
CAはどの航空会社でも緊急訓練を受けた優秀な人たちだと思っていたのですが、それが客を差し置いて最後まで何の役にも立たない。
実際の行動を知る術はありませんが、ユナイテッド航空のCAはこんなもんだと思われたらたまりませんね。。。たぶん乗客の力でハイジャック犯たちの目的を阻止したってのを描くための演出だと思いますが、あまりにもチープかな。
さらに乗客の電話・・・機内電話で繋がるのはわかりますが、上空でも携帯は繋がるの?なんか繋がる人もいました・・・どうしてでしょう?
そして最後の賭け・・・ここは是非劇場でご覧ください!!
必死に操縦室を奪還しようとする乗客、なんとか守りきろうとする犯人たち。
まさに白熱です!
ただユナイテッド航空93便の本当の目的地・・・ホワイトハウス
わざとその写真を操縦桿に貼って分からせてる感じがイヤでした。。。
いろんな意味で様々な意図を感じました。
だからこそ問いたい・・・本当にホワイトハウスだったんですか?
何はともあれ映画としては申し分ない出来でした。
アラはあるものの、これだけ語らずに表現できて観客を考えさせることができる作品はあまりないでしょう。。。
そういう意味で観る価値ありの作品でした
私自身、意外にもスカラ座で観るのって1、2回目だったんですよ~。
どうやらとなりのみゆき座では何度も観賞してるのに・・・作品の縁でしょうか・・・不思議とあまりなかったです。
大きさはみゆき座より大きく、シートはほぼ変わらないですね。
まあ昔はみゆき座もスカラ座2って言ってたみたいですから当然ですよね。
なんで名前変えたんですかね。
シートはゆったりとしたシネコン系シート。シート幅も広く、前シートとの間隔も平均的で、どの角度からも観やすく、音響も申し分ないです。
落ち着いて観られるいい映画館ですね。
あらすじ
2001年9月11日、この日もいつもと変わらず空港も航空管制も平穏な一日を送るはずだった。
ニューヨーク発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便は朝のラッシュに巻き込まれ、予定時刻を30分以上送れて出発しようとしていた。機内には乗客乗員40名が乗っており、その中にはテロリストがいたが、誰も知る由はなかった。
最初の異常はアメリカン航空11便。ボストン情報センターで傍受した無線に「操縦室を制圧・・・」という言葉が聞こえてきたからだ。その情報はボストンの防空指令センターにも伝えられ、無線内容が分析にかけられた。
徐々に航路を外れていくアメリカン航空11便。連絡もとれず、他機の航路と危うく接触の可能性もある。
そんな中、無線の分析結果に「プレーンズ(複数)」の発音が・・・。
その直後、アメリカン航空11便はレーダーから姿を消し、しばらくするとCNNからワールド・トレード・センターに航空機が衝突した映像が流れてきた。
同時ハイジャック・・・その可能性に奔走する航空管制。
その頃、ユナイテッド航空93便でも数人のアラブ人たちがその機会をうかがっていた。
何も知らない乗客乗員。そして必死に管制しながらハイジャック機を探す航空管制。
はたしてユナイテッド航空93便だけが途中で墜落した真実は・・・。
感想
おすすめ度:(星4つ)
ただただ凄いの一言。。。
すべてがまるでドキュメンタリーのように流れていく展開と、何の説明もいらない作り・・・すばらしいです
そして衝撃のラストにはただ悔しさと憤りで涙が止まらない感じでした。・・・久々に劇場で泣きました。。。
非常によく当時の関係者から情報を仕入れているようで、エンドロールを見ればわかりますが、実際の本人が数多く出演しています。
それはそれでかまわないのですが、やはり問題は情報の無いユナイテッド航空93便内の出来事。。。
ここは少ない情報から着色するしかなく、オリジナルストーリーで構成されており、若干違和感があったので4星です。
<<以下ネタバレあり>>
とにかく全体的に低予算作品なのか、カメラも手ぶれありのような撮り方のため、飛行機内のシーンはかなりの臨場感が味わえます。
そして航空管制や防空センターのやりとりはまさに大混乱!
途中から現在アメリカ上空を飛んでる航空機全てが対象となって、コレはOK、コレは怪しいとかもう見ているこっちも何が正しい情報なのかわからない状態。
これはもうどうしようもないですよね。。。
そして大統領命令によっては撃墜・・・ってことで軍からは戦闘機がスクランブル発進!
首都上空に配備するにしても通常の発進の場合と異なり大混乱。。。
こんな感じで実際に起こったやりとりは事実そのままに堪能できました。
そしてユナイテッド航空93便内でのハイジャック劇。。。
アラブ人たちが機内で操縦室に押し入るタイミングを見計らい、ハイジャック犯の緊張感まで表現してました。でも伏線が上手く使いきれていないのが残念。
離陸前に機長がCAに操縦室に入る際のドアのノックの仕方を決めてましたが、ハイジャック犯が押し入るときのには全くそれにはふれていない。
CAが忘れていたとか機長が気づかなかったとかその部分もちゃんと表現してほしかった。。。
クルーたちを脅す手段は爆弾・・・まあ確かに怯えます。
ですがその間でも携帯や機内電話から助けを求めたり・・・いろいろと展開を見せてくれます。
一つ疑問なのがCAの対応。。。
CAはどの航空会社でも緊急訓練を受けた優秀な人たちだと思っていたのですが、それが客を差し置いて最後まで何の役にも立たない。
実際の行動を知る術はありませんが、ユナイテッド航空のCAはこんなもんだと思われたらたまりませんね。。。たぶん乗客の力でハイジャック犯たちの目的を阻止したってのを描くための演出だと思いますが、あまりにもチープかな。
さらに乗客の電話・・・機内電話で繋がるのはわかりますが、上空でも携帯は繋がるの?なんか繋がる人もいました・・・どうしてでしょう?
そして最後の賭け・・・ここは是非劇場でご覧ください!!
必死に操縦室を奪還しようとする乗客、なんとか守りきろうとする犯人たち。
まさに白熱です!
ただユナイテッド航空93便の本当の目的地・・・ホワイトハウス
わざとその写真を操縦桿に貼って分からせてる感じがイヤでした。。。
いろんな意味で様々な意図を感じました。
だからこそ問いたい・・・本当にホワイトハウスだったんですか?
何はともあれ映画としては申し分ない出来でした。
アラはあるものの、これだけ語らずに表現できて観客を考えさせることができる作品はあまりないでしょう。。。
そういう意味で観る価値ありの作品でした
機内の真偽はともかく、その客観的で冷静な視点は
本当に衝撃度の高い世界を演出していました。
この作品の持つ意味を、決して忘れてはいけないと思います。
TB&コメントありがとうございました。