ふわりのにちにち ~造園家・野草家の武蔵野の山野草と雑木の庭づくり~

心象風景をかたちに・・ 童心にかえる ふわりの庭
株式会社 風 代表取締役
造園家・野草家 楠耕慈 のブログ

人と野草の出会う場 草苑(so-en)

2016-04-30 21:47:45 | 日々のこと






マルイ町田店様でのイベント「花の店 ふわり」では、3人の作家さんに作品を提供して頂き、ふわりの世界観を演出しました。

庭作りでも打ち合わせとプラン作り、樹木や野草の選定は致しますが、実際の作業は造園家さんや庭師さんにお願いしています。

いわば、人と野草が出会う場を作るというか、演出するのが仕事になってきています。

昔ある方に「野草の演出家」等と言う大業な称号を頂きましたが(笑)、最近ではあながち間違っていないのかなと思います。

特に大手企業さんとのお仕事の場合は、庭であってもイベントであっても「場」を作ることが求められます。

そういう意味でも、優れた才能を持った作家さんや職人さんの力を結集させる「場」であって良いと思っています。

野草と人が出会う場を「草苑 so-en」という名で呼んでいますが、苑は「縁」にも繋がる意もあり、人と自然が出会う場とも考えます。

野草園のプロジェクトやモデルハウスの庭、園庭、各種イベント、個人宅の庭作りも印象は様々ですが、可憐な草花と人とを繋ぎ、それぞれに尊重しあえる場を演出することに変わりはありません。

その「場」の広がりが、野草の保護や環境保全に繋がり、次世代に日本の大切なもの・こと、美しい景色を継ぐことと信じます。

四季折々に様々な表情を見せる「草苑」に遊ぶ日々。

自らも愉しみながら演出したいと思っています。





































杉並区M邸 施工後ひと月

2016-04-29 22:31:10 | 日々のこと

施工直後 4月4日



施工後一月 現在




約一月前に施工した杉並区のM邸のアプローチの様子。

シンボルツリーの山法師の葉も出て、芝生も緑が増え柔らかな印象に変わりました。

山法師も畑で育てたものとは違い繊細な立ち姿。

熊澤安子建築設計室の手掛けた建物の白い壁に映えて、清潔感も・・。







野草たちも元気に育っています。

斑入りのギボウシも白い家に似合って・・。









































シロヤシオ

2016-04-27 23:13:59 | 日々のこと




愛子様のお印 五葉躑躅(シロヤシオ)



イベントが終わり、仕入れのために東北へ。

母の日の野草の仕入れと樹木の調達が目的です。

担当のKさんとお昼を食べたり、今後の樹木の選定のために樹林を歩いたり・・。

ちょっと疲れが溜まっていたので、良い気分転換になりました。

午前中には栃木でお庭のお打合せもありました。

これから、晩春~初夏の庭づくりのシーズンが始まります。







































































沢山のご来店ありがとうございました!

2016-04-27 21:15:34 | 日々のこと






昨日、町田丸井様でのイベント「花の店 風(ふわり)」終了しました。

画像は終了間近の19:00頃の様子。

苔商品以外はほとんどが売り切れて、撤収も楽でした(笑)。

ご来店いただいたお客様、本当にありがとうございました。

今回、苔のプロダクト「モスト」さんと、ドライフラワーを制作いただいた「ププラ・モス」さんが大活躍してくれて、本当に助かりました。

売り上げも目標額に達して、本当に嬉しく思います。

丸井で一番良い場所を提供いただき、サポート下さった担当のS様には心より感謝申し上げます。

何よりも驚いたのは、山野草の人気の高さで、正直こんなにお買い求めいただけるとは思っていませんでした。

結果は、追加に次ぐ追加で、100近くの寄せ植えと、200を超える苔玉がほぼ完売いたしました!

正直、派手さはないですが、なにか本物を求める「上質」なお客様にお買い求めいただいた印象があります。

きっと、世の中のニーズが、日本の良いもの、本物を求めているのだと思います。

そういったお客様に、本物の山野草が呼応して良い結果が出たのだと感じました。

お客様にも、「また開催して」という嬉しいお言葉を多数いただきました。

そんな声がある限り、今後も出来るだけ色々な場で開催できたらと思っています。

来月、5月25日~31日は、伊勢丹府中店にて出店予定です。

山野草の素晴らしさを伝えるべく頑張ります!

詳細は追ってお知らせいたします。



















































RELIVE

2016-04-21 20:23:22 | 日々のこと





スウェ―デンハウスリフォーム様の情報誌「リライブ」に、手掛けさせて頂いた神奈川県O邸の記事が掲載されています。






担当のS様がわざわざ送ってくださいました。

最初お声掛け頂いた際には、「古民家と北欧?」とピンときませんでしたが、出来上がってみると、古民家が見事に再生されていて驚きました。

古民家の重厚感はそのままに、清潔感やモダンさも加わって、素晴らしい空間になっていました。

日本の遺産ともいえる古民家が簡単に壊されている現代、大変に意義のあるプロジェクトだったと思います。

そこに、雑木と山野草の庭の作り手にお声掛け頂いて、建物を引き立てる一助になれたこと、光栄に思っています。

今後も、こういう仕事に関わっていきたいなと、冊子を見て再度思いました。

S様、本当にありがとうございました!



























ふわりの「庭楽」