マルイ町田店様でのイベント「花の店 ふわり」では、3人の作家さんに作品を提供して頂き、ふわりの世界観を演出しました。
庭作りでも打ち合わせとプラン作り、樹木や野草の選定は致しますが、実際の作業は造園家さんや庭師さんにお願いしています。
いわば、人と野草が出会う場を作るというか、演出するのが仕事になってきています。
昔ある方に「野草の演出家」等と言う大業な称号を頂きましたが(笑)、最近ではあながち間違っていないのかなと思います。
特に大手企業さんとのお仕事の場合は、庭であってもイベントであっても「場」を作ることが求められます。
そういう意味でも、優れた才能を持った作家さんや職人さんの力を結集させる「場」であって良いと思っています。
野草と人が出会う場を「草苑 so-en」という名で呼んでいますが、苑は「縁」にも繋がる意もあり、人と自然が出会う場とも考えます。
野草園のプロジェクトやモデルハウスの庭、園庭、各種イベント、個人宅の庭作りも印象は様々ですが、可憐な草花と人とを繋ぎ、それぞれに尊重しあえる場を演出することに変わりはありません。
その「場」の広がりが、野草の保護や環境保全に繋がり、次世代に日本の大切なもの・こと、美しい景色を継ぐことと信じます。
四季折々に様々な表情を見せる「草苑」に遊ぶ日々。
自らも愉しみながら演出したいと思っています。
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