奈々の これが私の生きる道!

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私が好きなナレーション「ジェットストリーム」「クロスオーバーイレブン」「ウルトラセブン映像大図鑑」

2017-07-13 21:08:07 | 映画・テレビ
あれは今から、半年ほど前のことでした。
ある中古ショップで、四枚組の「ジェットストリーム」のブルーレイ・ディスクを見つけたのは。


それは、私がかつて、真夜中の十二時に聴くのを楽しみにしていた日本航空提供のFMラジオの番組のタイトルだったのです。
私はこの番組のナレーターを務める城達也さんの大ファンでした。

しかし、あのラジオ番組のブルーレイとは一体?

私は値段がかなりリーズナブルなこともあり、迷わず買って観てみることにしました。

すると、ジャンボジェットが滑走路を飛び立つシーンから始まり、大空を飛ぶ辺りから、聞き覚えのあるフランク・プールセル・グランド・オーケストラの「ミスター・ロンリー」に合わせて、城達也さんのナレーションが聞こえてきたのです。


『遠い地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない  宇宙の営みを告げています。

満点の星をいただく果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に  心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、
なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時。
日本航空が、あなたにお送りする
音楽の定期便。「ジェットストリーム」。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、
わたくし、城達也です。』



そして、映像はフランス・イタリア・スイス・オーストリア・ドイツなど、世界各国の観光スポットを巡りながら、ポール・モーリアやレーモン・ルフェーブル、ザンフィル、或いはフランクチャック・フィールド・オーケストラやカーメン・キャバレロといったイージーリスニングが流れ、そのあまりの心地良さに、夢幻の彼方に誘われて行くようでした。


なにより、ナレーターの城達也さんの洗練された都会的センスあふれる声に、うっとりしてしまい、ただ素晴らしいとしか言いようがありませんでした。

このブルーレイの「ジェットストリーム」は高精細で映像も美しく、城達也さんのナレーションと音楽に見事にマッチしていました。

そうして、これを観るうち、当時のことがいろいろ思い出されてきました。


このラジオ番組「ジェットストリーム」が始まるのは、深夜十二時という遅い時間だったのですが、当時、私は城達也さんのオープニングのナレーションを聴くまでは起きていて、その声を聴いたとたん、安心して眠りに就くことが出来たのでした。

だから、エンディングのナレーションも素晴らしかったのですが、いつも途中で寝てしまい、めったに聴くことはありませんでした。
ちなみに、エンディングのナレーションはこういうものでした。


■エンディング・ナレーション
『夜間飛行の、
ジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ、
次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります。

お送りしておりますこの音楽が、
美しくあなたの夢に
溶け込んでいきますように。

日本航空がお送りした音楽の定期便、
「ジェットストリーム」
夜間飛行の
お供をいたしましたパイロットは
わたくし、城達也でした。』


もし、城達也さんのナレーションを聴いたことがないという方がいらしたら、YouTubeで、「城達也 ジェットストリーム」と検索してみて下さい。

私が、城達也さんのとりこになった理由がうなずけると思います。

ところで、私が、城達也さんの「ジェットストリーム」のお話をしたくなったのは、今まで好きだったナレーター、或いは声の魅力について、興味が湧いてきたからです。

城達也さんは、どうして魅力的な話し方が出来たのでしょう?

私は、昔、城達也さんが、テレビのお正月番組「隠し芸大会」で、堺正章さんが面白おかしく、ゴルフをする場面で、ナレーションしているのを聴いたことがあるのですが、その時も都会的センスあふれるウィットに富んだ話し方で、聞き惚れてしまったことがありました。

それはまさしく「ジェットストリーム」のナレーションと同じスタイルで話されていたのです。

Wikipediaによると、城達也さんは「ジェットストリーム」の収録に臨む際は、ラジオ番組で姿は映し出されないにも関わらず、「夜間飛行のお供をするパイロット」という舞台設定に入り込むために、必ずスーツを着てスタジオの照明を暗くして臨んでいた(航空会社における定期運送用操縦士の制服はダブルのスーツスタイルである)他、機長としてのイメージを壊されないようにテレビ出演は一切断わるなど、仕事に対して大変真摯なプロ意識を持っていたそうです。

あの洗練された都会的センスあふれるナレーションは、番組の主旨を理解し、その雰囲気に合わせたナレーションをするために、自分を厳しく律していたから出来たことだったようです。



そこで、私は城達也さん以外の好きだったナレーターのお話もしてみたくなりました。

まず、子供の頃、私が見るテレビ番組で、芥川隆行さんのナレーションがよく流れていました。
「キイハンター」「ザ・ガードマン」「Gメン75」「木枯し紋次郎」「水戸黄門」etc。

芥川隆行さんの声は美声という訳ではなかったですが、味わい深くて、とても印象に残っています。

女性でも、好きなナレーターは何人もいました。

とくに、私はNHKのアナウンサーさんが好きで、室町澄子さんや広瀬修子さんのきめの細かい.よく行き届いた女性ならではの優しい声の響きが思い出されます。
また、山根元世さんの語りも、「映像の世紀」のソフトで観て、素晴らしいと思わずにはいられませんでした。

あと、最近、観た映像ソフトでは女優のひし美ゆり子さんのナレーションが素晴らしかったです。

それは、「THEウルトラ伝説・ウルトラセブン映像大図鑑」で、「ウルトラセブン」の魅力をナレーションされていらしたのです。


「異次元世界に作った前線基地から、地球を攻撃しようとしたイカルス星人と戦うウルトラセブン。
そう、ウルトラセブンことモロボシダンは、あたしたち、地球人に戦う勇気と愛することの素晴らしさを教えてくれました。
彼の戦う姿に、あたしたちは何度、勇気づけられたことでしょう。
彼は多くの超能力を駆使して、宇宙からの侵略者に立ち向かっていきました。
そんな彼のウルトラセブンとしての活躍を、あたし、友里アンヌと一緒に振り返ってみましょう。」


その語り口は、一語一語丁寧で、女性ならではの優しさにあふれていて、ひし美さんの愛情深さがひしひしと伝わってくるようで、思わず、涙が込み上げてくるほどでした・・・


私は、以前、「ひし美ゆり子さんに会うことがあったら、ウルトラセブンとアンヌ隊員の記事を書いてよかったと思われるでしょう」と言われたことがあるのですが、もし、実際に会ったら、その優しさに直接ふれた感激で、涙がとまらないかも知れません・・・


それでは、涙を拭きまして、もう一つ好きだったラジオ番組のお話をして、この記事を終わりにしたいと思います。
それは、夜の十一時に、FMラジオからオンエアされたNHKの「クロスオーバーイレブン」です。
これは、その番組をCD化したものです。

この番組の津嘉山正種さんのナレーションも素敵で、時折り、聴いては、うっとりしていました。

オープニングとエンディングのナレーション




【オープニング・ナレーション  1978年11月~1980年3月】

やがて 一日が無限のかなたに消えようとしている
深い夜のしじまに 遠くの記憶を呼び戻し
忘れかけていた歌がよみがえる
今日もまた それぞれの思い出をのせて過ぎてゆくこのひととき

クロスオーバー・イレブン




【オープニング・ナレーション  1980年4月~1991年3月】

街も深い眠りに入り
今日もまた 一日が終わろうとしています
昼の明かりも闇に消え
夜の息遣いだけが聞こえてくるようです
それぞれの想いをのせて過ぎていく
このひととき
今日一日のエピローグ

クロスオーバー・イレブン




【オープニング・ナレーション  1991年4月~2001年3月】

今日も一日が通り過ぎていきます
昼のあわただしさの中で忘れていた
人を愛する優しさ
人を信じるぬくもりを
そっとひろげてみます
夜空の星のきらめきとともに
それぞれの想いをのせて過ぎていく
このひととき
今日一日のエピローグ

クロスオーバー・イレブン




【エンディング・ナレーション】

もうすぐ時計の針は
12時を回ろうとしています
今日と明日が出会うとき

クロスオーバー・イレブン




【第2部 オープニング・ナレーション  1988年4月~1993年3月】

時計の針が12時を回り
昨日から今日への
さまざまな出会いと別れのなかで
ひそかに奏でるサウンド・メッセージ

クロスオーバー・イレブン


この津嘉山正種さんのナレーションも、YouTubeで「クロスオーバーイレブン」と検索すれば聴くことが出来ます。


私が思い出深いのは、1980年4月~1991年3月のオープニングのナレーションでした。



今回は城達也さんをはじめとした私の好きなナレーターやナレーションのお話をしましたが、どうだったでしょうか?


それでは、この辺りでお別れさせていただきます。

今夜も私は「ジェットストリーム」のブルーレイで、城達也さんのナレーションを聴きながら、夢の世界に誘われたいと思います。


それでは、あなたもどうぞよい夢を・・・


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