奈々の これが私の生きる道!

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「2001年宇宙の旅」新たな年に向けて

2017-01-03 12:32:42 | 映画・テレビ
あけましておめでとうございます。
お正月、どう過ごされてるでしょうか?
私は元旦は、朝早くから、DVDの「2001年宇宙の旅」を観て、お正月気分を味わっていました。


え?
どうして、「2001年宇宙の旅」なのかですって?
それはですね、映画の冒頭で、初日の出によく似た場面が出てくるからなの。

ね?
高い山の頂上や海から初日の出を望む人も多いと思いますが、宇宙から眺める初日の出って、結構、乙なものだと思いません?
しかも、映画の冒頭にこの場面を持ってきたのは、「死の世界」(月)から、「生きている世界」(地球)へ、そして「生命の源」(太陽)へというスタンリー・キューブリック&アーサー・C・クラーク流生命の進化課程、そしてまた旅のベクトルを現したものだと云いますから、新たな年に胸をふくらませるという意味で、まさにぴったりだと思います♪

ところで、わが家はお正月をどう過ごしたかと云いますと・・・
次男はバイトで帰ってこなかったのですが、東海地方から帰省した長男と、主人と私とで、元旦は主人の実家で過ごし、昨日は初詣に神武天皇ゆかりの狭野神社に参拝して、今年一年の無事をお願いしてきました。

そして、昨日、長男は再び、東海地方に旅立って行きました。

次男は帰らず、長男はあっという間にいなくなってしまいました。

淋しくないと言えばウソになりますが、新年を迎え、みな希望に燃えてますから、私も去年に引き続き、張り切っていこうと思います。

そこで、元旦に観た「2001年宇宙の旅」のお話をすることに決めたのです。
この映画はSF映画史上に輝く金字塔と呼ばれています。
と同時に、哲学的で、非常に難解とも言われています。
その理由は説明が一切なく、登場人物のセリフも極めて少ないのは、論を待ちません。
それゆえ、この映画の解釈はこれまで様々な憶測を輩出しました。
でも、そういう難しいことは抜きにしても、この映画は映像表現がとっても素晴らしく、また「ツァラストラはかく語りき」や「美しく青きドナウ」などのクラシック音楽の使い方も秀逸で、映画と音楽だけでも心地よく酔いしれてしまいます。
しかし、やはり気になるのは、映画の解釈です。
そこで、私は以前から気になっていたアーサー・C・クラークの小説版を読んでみることにしました。
それを読めば、映画の意味が納得できると聞いたことがあるからです。
それで、DVDの「2001年宇宙の旅」を観たあと、昨日まで小説版を読んでいた訳です。
この小説版は、映画版と必ずしもすべて一致している訳ではありませんが、モノリスが異星人によって四百万年前に作られ、木星に向かって、強力な電波を発信している理由を探りに宇宙船ディスカバリー号で、木星に向かい、その途上、ディスカバリー号の頭脳HAL2000が異常をきたし、四人の乗組員のうち、ただ一人だけ生き残ったボーマン船長が、スターゲイトをくぐり抜け、大宇宙の神秘にふれたのち、スターチャイルドとなって、新たな生命を育むというストーリーの意味は映画版より、詳しく明確に書かれていて、ちょっとすっきりした気分になれました。

でも、それではなぜ、キューブリック監督はそうした説明を極力排したのかという疑問がわいてきます。

実はキューブリック監督は、この映画の解釈に明確な答えはないと語っていたそうです。
みなが、それぞれ、自分なりの解釈を探り当てたら、それが答えだと言いたかったのだとか。

もしかしたら、それは一人一人の個性を尊重すると同時に、自分なりの道を模索し、それに向かって歩めということにほかならないのでは?

そこに、この「2001年宇宙の旅」を不朽の名作たらしめた、もう一つの理由が隠されているのかも知れません。


2017年という新たな年、私は私なりに生きていかなくちゃならないなと思いました。
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