菜の花畑を一緒につくりませんか?

群馬県内の菜の花畑づくり、廃食油回収、バイオディーゼル燃料など菜の花プロジェクトにかかわる情報を発信していきます。

中之条エプロンの会BDF精製装置

2009-11-25 | バイオディーゼル燃料
中之条のエプロンの会というNPO法人では地域の廃食用油を集め、BDFに精製し、学童保育の送り迎えの車の燃料として使用しています。
燃料がなくなると、精製するというサイクルで運転されています。
この装置は玉村の環境リサイクルサポートが協力しています。

バイオディーゼル燃料を作りながら世界一周!!

2009-10-26 | バイオディーゼル燃料
高崎の地球市民の日に参加しました。
市役所前の広場に後部で燃料が製造できる、高崎ナンバーのバイオディーゼル車の展示がありました。


現在よく行われているバイオディーゼル燃料製造では多量の水で洗浄したり、グリセリンが出てしまいますが、この車の製造ではイオン交換樹脂を用いることで水の洗浄は行いません。またグリセリンはバクテリアを土とともに積み込んで分解する機能まで備えつけられていました。移動が多いときは現地のBDF製造者の買い取りとの併用だったそうです。
わたしも廃食用油を入れてみました。(山田さんとともに)


夕方はドライバーの山田さんから世界一周のお話を聞きました。

2007年12月に東京を出発し、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの一部、ヨーロッパ、モスクワ、カザフスタン、をとおりシベリア鉄道沿いの道が続くかどうかわからないところを走り、ウラジオストクから日本の富山に2008.12戻ってきたお話はあっという間の2時間でした。

バイオディーゼル燃料の実験、世界のバイオディーゼル利用状況、廃食用油をもらいながらの人との交流が旅の目的です。

あえて事前に油の寄付を手配することなく、人との出会いを大切に、交流しながら油をもらって旅をつづけるスタイルにはびっくりしました。
綿密な計画をたて、スケジュール通りに行動するものだと思っていた私にはカルチャーショックでした。

世界のバイオディーゼル燃料、自然エネルギー活用の実態は日本のレベルをはるかに超えていることが大変よくわかりました。

なぜ高崎ナンバーなんですか?と聞いてみました。
東京、埼玉、神奈川ではディーゼル車登録ができないこと。
東吾妻町でドラゴンファームをしている知人がいたことから
高崎ナンバーになったそうです。



尾瀬乗り合いバスにBDF

2008-08-23 | バイオディーゼル燃料
8・24 片品村の尾瀬戸倉から尾瀬登山口の鳩待峠 間を結ぶマイクロバスについて、バイオディーゼル燃料(BDF)の試験運転を始める、運転開始式が戸倉の尾瀬第一駐車場で行われます。運転開始式では、午前六時半発の鳩待峠行きマイクロバス(四社四台)の前で、地元の町村長らによるテープカットが予定されています。

尾瀬観光タクシーは昨年8月から試行を開始し、今季はマイクロバスなど全車両9台にBDFを導入しています。加えて関越交通、片品観光タクシー、老神観光バス3社のマイクロバス1台ずつで、試験運用が開始されます。

昨年一年間、県民局と利根沼田地区の運輸会社や環境ボランティア、商工団体などで構成される利根沼田県民局地球温暖化対策地域協議会では、BDFの使用可能性について、調査・検討してきました。

環境保護を象徴する尾瀬のバスでのBDF燃料活用は、有意義であると判断されました。


安中市 BDF利用開始

2008-08-20 | バイオディーゼル燃料
安中市では市内で回収した配食油を精製したバイオディーゼル燃料を碓氷川クリーンセンターのフォークリフト2台の燃料として活用を目指し、10月から試験運転を開始する。
この施設は多くの児童が施設見学に訪れているため、子どもたちの環境保全意識の醸成にもつながると期待を寄せている。

桐生でも天ぷら油燃料の清掃車

2007-02-08 | バイオディーゼル燃料
桐生市では2月からゴミ収集車など2台で天ぷら油の燃料をつかった試走を始めました。
3ヵ月ほどパワーや走行性など軽油と比較し、実用性を確かめた上で、10台の収集車に拡大を考えているようです。
また天ぷら油燃料となる廃食油の分別収集も検討し、ゴミの減量、リサイクルにもつなげたいと考えています。
前橋、渋川(子持)、桐生で公用車が天ぷら油の燃料で走りはじめました。
面白いです。
油の回収は
行政が関わって行っている所 伊勢崎(境清掃センター)、中之条町、渋川子持支所
NPOが回収している所 沼田ごったく広場、玉村環境リサイクルサポート
今後油の回収を始めようとしている所
  下仁田、群馬町の環境アドバイザー、安中の安中の板鼻グリーンネットでは4月より
群馬県菜の花プロジェクト推進モデル事業で油の回収を予定している所
  高崎鼻高、甘楽町、太田、みなかみ町(猿ヶ京)

廃食油回収とBDF学習会

2006-12-03 | バイオディーゼル燃料
12/2 10時 県庁昭和庁舎会議室にて環境アドバイザー 温暖化エネルギー部会がありました。BDF製造をしている環境リサイクルサポートの須藤さんをお招きし、BDF製造についてのお話と、廃食油を回収し、BDF製造へつなげるための学習会がありました。
行政と連携し資源ごみの一つとしていくのが一番です。ただ行政にやってやってと言っても現状ではなかなか動きそうもありません。そこまでに持っていくためには、環境アドバイザーがモデルをつくり、皆さんに伝えて実績を作っていく事だと話し合われました。
館林は行政がかかわり、回収を始めています。
伊勢崎では環境こつこつ市民の会が中心となり、イベントで廃食油回収を始めました。
沼田、渋川ではNPO法人が中心となり、回収拠点づくりを進めています。本日の沼田のごったくまつりではBDF夢トレインを走らせます。
拠点の大きなタンクに油をいれてもらう回収方法や、ペットボトルのまま回収する方法が紹介されました。ゴミがどちらがでるのか?どちらが環境に優しいのかなど話し合われました。
私も地域の育成会の廃品回収の一品目に廃食油を加えることができないか、聞いてみようかな?

渋川市子持ち支所給食の配食車がてんぷら油で快走

2006-10-07 | バイオディーゼル燃料
渋川市子持総合支所は今年の9月から地区住民に使用済みのテンプラ油の提供を呼びかけ、174リットルの油を集め、220リットルの燃料を確保しました。配食車1台を3ヵ月運行できるめどが立ったので、2006.10.4から試験運行を始めました。
この試験運行の成果をみながら、今後住民に定期的に配食油の提供を呼びかけたり、菜の花を積極的に栽培し、他のディーゼル車にも活用するなど、住民参加の資源循型社会づくりをめざす予定です。

てんぷら油の燃料でパリダカに挑戦!!

2006-07-24 | バイオディーゼル燃料
papyさんからいただいた情報です。
引用 大阪産業大学HPより
大阪産業大学と大阪トヨタ自動車(株)、(株)レボインターナショナル、TeamUkyoの4組織が中心となり、2007年1月のユーロミルホー・ダカールラリー(通称:パリダカラリー)に参戦することになりました。そのマシンのデータ収集と調整を兼ねて2006年8月6日から12日にかけてタイ国で開催されるアジアクロスカントリーラリーに出場します。ドライバーは元F1ドライバーで本学客員教授の片山右京氏です。
地球環境問題を念頭においたこのプロジェクトは廃植物油(天ぷら油)をリサイクルしたバイオフューエルを燃料とするディーゼルエンジン車です。
100%のバイオフューエルを燃料として自動車競技に出場するのは世界でも始めてのことです。化石燃料を使わないため、硫黄酸化物の排出は、ほとんどありません。自動車競技を通じて環境問題を訴えることを目的に2009年までの3年間参戦する予定です 。

環境にはディーゼル

2006-07-15 | バイオディーゼル燃料
自動車メーカーのホンダが環境カーとして新型ディーゼルエンジン搭載の車の販売を3年以内に始めるようです。
これは窒素酸化物を削減できる触媒技術の開発に成功したためのようです。
これでディーゼルエンジンのマイナス面はなくなり、燃費がよく二酸化炭素の排出量が少ないというプラス面が際だってくるのではないでしょうか?
ヨーロッパでのディーゼル乗用車販売比率の伸びは、1998年に比べ2005年では2倍になっています。

このような動きは三菱自動車でもあるようで、2010年の量産化を目指しています。

朝日新聞 2006.7.14 経済12面より