高崎の地球市民の日に参加しました。
市役所前の広場に後部で燃料が製造できる、高崎ナンバーのバイオディーゼル車の展示がありました。
現在よく行われているバイオディーゼル燃料製造では多量の水で洗浄したり、グリセリンが出てしまいますが、この車の製造ではイオン交換樹脂を用いることで水の洗浄は行いません。またグリセリンはバクテリアを土とともに積み込んで分解する機能まで備えつけられていました。移動が多いときは現地のBDF製造者の買い取りとの併用だったそうです。
わたしも廃食用油を入れてみました。(山田さんとともに)
夕方はドライバーの
山田さんから世界一周のお話を聞きました。
2007年12月に東京を出発し、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの一部、ヨーロッパ、モスクワ、カザフスタン、をとおりシベリア鉄道沿いの道が続くかどうかわからないところを走り、ウラジオストクから日本の富山に2008.12戻ってきたお話はあっという間の2時間でした。
バイオディーゼル燃料の実験、世界のバイオディーゼル利用状況、廃食用油をもらいながらの人との交流が旅の目的です。
あえて事前に油の寄付を手配することなく、人との出会いを大切に、交流しながら油をもらって旅をつづけるスタイルにはびっくりしました。
綿密な計画をたて、スケジュール通りに行動するものだと思っていた私にはカルチャーショックでした。
世界のバイオディーゼル燃料、自然エネルギー活用の実態は日本のレベルをはるかに超えていることが大変よくわかりました。
なぜ高崎ナンバーなんですか?と聞いてみました。
東京、埼玉、神奈川ではディーゼル車登録ができないこと。
東吾妻町でドラゴンファームをしている知人がいたことから
高崎ナンバーになったそうです。