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ひとり言  

小野田さん

2017-03-13 06:44:20 | 日記
昭和49年

小坂明子さんの「あなた」が大ヒットして

セブンイレブン1号店が開店した

ハローキティが生まれた年でもある

戦後29年 戦争はもうとっくに過去となっていた

そんな昭和49年の3月9日

元帝国陸軍の軍人 小野田寛郎(オノダヒロオ)さんが

フィリピンルパング島のジャングルから出てこられた

昭和19年末 情報員として任務を受けたまま 

戦争が続いていると信じ密林で 

軍からの指令を待ち続け 

日本軍が上陸するには一番いいと考えていた湾を守っていた

その湾に入ってくる島民を敵とみなし攻撃

島民30人が亡くなっている

戦争が終わり平和になったルパング島の住民にとっては

小野田さんは殺人者だった

そもそもフィリピンは日本軍と連合軍の戦いで

街は壊滅し 戦争を起こした日本に対してはいい感情はなかったという

そんな国の兵隊の 罪を許し無事に帰国させる

そんなドキュメンタリーが放送されていた

今まで極秘だったのだろう

当時の日本国と比国で

小野田さん救出に関わった人の奔走を初めて知った

何度投降を呼びかけても 

敵の罠だと信じたのは 中野陸軍学校で教育されていたからで

教育の怖さを思い知った

間違った教育を受けると 各人の差はあれど

こんな悲劇が生まれることになる

今もルパング島では 

学生へ小野田さんが恩赦されたことの

意味を教育している

ヤシの実をとっていた若い父を 小野田さんに殺され

ずっと復讐したいと思っていたという70歳の石工の

「もう小野田を許そうと思う 

私も彼に抱いた罪深い考えに許しを請いたい

人は許されてしかるべしなのです」

という言葉が印象的だった

51歳でようやく戦争が終わった小野田さんは

3年前 91歳で亡くなられた



 





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