芸能人女子フットサル応援団!(つんくさん、ハロプロ関連)

つんくさん、ハロー!プロジェクト関連

Berryz仮面(4)

2009-02-07 | Berryz仮面
「魔法なんかじゃないわよ」
女性の声がして、地下室反対側のドアが開く。

メンバーが見ると、そこにはよっすぃ~こと吉澤ひとみと、石川梨華が立っている。
二人とも、黒くてトゲトゲしたライダースーツのような格好をしている。

「吉澤さんっ」
「石川さん、無事だったんですか?」
二人に駆け寄るBerryz工房メンバー。
よっすぃ~、笑顔でメンバーの頭を撫でる。

「それにしても茉麻、すげえ力だな。リーダーできるんじゃね?」
「研究室のモニターで、全部見えてたんだからね」
顔を見合わせ笑う、よっすぃ~と梨華。

「びっくりしたやろ」
二人の後ろから、軍服姿のシャ乱Qはたけが現れる。

思わず吹き出すキャプテン。
「こんなとこでなにしてるんですか、はたけさん」
首を横に振る梨華。
「ここでは、はたけ司令と呼びなさい」

少しの間があって、爆笑するBerryz工房メンバー。
困り顔のはたけ司令。
「なにから説明したらいいんやろ、これ」

「私に任せてください」
咳払いをする梨華。
「みんながしってるギタリストのはたけさんは、実は仮の姿なの……」

梨華の説明によると……
はたけの本来の姿は、政府が秘密裏に作ったSランク有事対策組織の所長。
Sランク有事とは、例えば。
「異星人が攻めてきた」
「地底人が攻めてきた」
「意志を持つウイルスが侵略を始めた」などなど。
拠点は、世間の目を騙すため、はたけが仮の姿で活躍する芸能事務所の地下。

エルダークラブはハロー!プロジェクト卒業とともにこのことを説明され、その組織員へと任命された。

任命式の最中、エルダークラブメンバーは何者かに眠らされ、誘拐されてしまった。

よっすぃ~が目をさますと、犯人グループの研究所らしき場所でヘルメットのようなものをかぶらされていた。
他のメンバー全員もヘルメットを頭につけ眠らされていた。
ヘルメットは怪しい装置に繋がっていたが、よっすぃ~のものだけ故障していた。

よっすぃ~はどうにかして、隣で寝ていた梨華を背負いながら脱出。
研究室に戻り、梨華をベッドに寝かせ意識が戻るのを待った。

物音がし、驚いてベッドを見ると梨華は「高音で物を破壊する能力を持つ」モンスターに変身していた。

檻に入れ、はたけ司令の下、梨華を元に戻す方法を研究した。
やがて「DSE光線」を発明、これにより梨華は元の姿に戻ることができた。

「……ってわけ。どう、わかった?」
梨華が目をやると、、Berryzメンバー全員、テーブルに伏して眠っている。

目を覚ました桃子があくびの後、一言。
「石川さん。話、終わりましたぁ?」

(つづく)


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