農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

稲穂に効かせる追肥を分けて施す

2017-07-25 21:33:31 | 農作業
土曜日から4日間続いた雨と曇りのお天気。
比較的涼しく過ごし易くて、体がとても楽ですねえ。

それでも天気は回復します。
先ほどは明日からの晴天を約束するような見事な夕焼けでした。
できれば海岸から眺めたかったなあ。

曇り空で助かるのが、田んぼの追肥作業。
暑くなくて快適というだけではなくて、
目で見てイネの葉色がとても分かり易いのです。
つまり生育状況の診断が的確に下せる。

この時期のイネの追肥は、
これから出てくる稲穂に効かせるから「穂肥(ほごえ)」とも言いますし、
何回にも分けて施すので「分施(ぶんし)」という古い言い方もあります。

午前中はコシヒカリに追肥。
N成分の低い有機質肥料なので、10a当たり15kg1袋を
28袋3時間かけて散布しました。

午後は直播きのはえぬきに化成肥料を、色の具合を見ながら
適宜散布しました。(トータル20kg袋を10袋)

肥料が詰まった重い動力散布機をひたすら背負って、
田んぼの縦方向およそ100mを歩きながら散布する繰り返し。
いわば筋力トレーニングを何十回もインターバル行っているようなものです。

これを暑い日に炎天下で行うと非常にたいへん。
将来はドローンのようなもので、
簡便に行えるようになるのでしょうか。

それでも追肥後3日ぐらいで葉の色が上がって
濃くなったのが確認できると「やった甲斐」を実感できて嬉しいものです。

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