週末にチャンスがあればと思っていたら、
上天気の土日になりそうです。
早速午後から雪囲いの設置を始めました。
冬の季節風から家屋を守るための大切な作業です。
資材と人員が確保できるので、我が家では
昔ながらの長木と山萱で編んだ簾を使って囲いをしています。
囲いの設置には、構築物であるので
多少の経験とテクニックが必要です。
立柱、横木、つかえ柱という用途別の長木の選定。
そして柱の組み方、順序、傾けないコツなど。
そして簾の張り方、縄の結び方にも決まりのやり方があります。
私は長年父親と一緒に作業をしてきて、
ようやくそのノウハウが身についてきたように思います。
村でも次第に囲いをする家は減ってきました。
また囲いをするにしても、材料が単管パイプとネットに代わってきました。
でも昔ながらの雪囲いは、自然にあるものを材料に使っているので
農村の日本家屋の景観にはよくマッチしていますよね。