福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

診療用グラブ

2016-10-13 | できごと

歯科医院での診察や治療で、歯科医、歯科衛生士がディスポの手袋を付けるのは当たり前ですが、1世代前は素手でやっていたというのがむしろ普通でした。
患者さんにとって素手で触られるのは気持ち的に嫌というのはあると思いますが、お口の中の処置で肝炎ウイルス、出血を伴う場合はHIVウイルスなどが患者さん側から歯科医側に感染するリスクがあります。また transinfection といって、歯科医を介して患者さん間の感染媒体となることがあります。そういう理由で、手術用と違って手袋自体が滅菌されている必要はありませんが、患者さん毎に新しいグラブを使うことが常識なわけです。
グラブの使用は、国民のほとんどが感染症についてスクリーニングされている日本では、遅れていたと思われます。アフリカなど、誰がHIVウイルスに感染しているか分からない環境で、抜歯などの観血処置が多いので、歯科医は自らの命を守るため基本2重にグラブを装着するのが常識です。
天然ゴムのラテックスグラブが一般的なのですが、ラテックスアレルギーやグラブに使用されているパウダーに敏感な人がいて、私もその一人です。
以前はこのような場合、プラスチックグラブと言って、密着性の良くない製品が一般的でしたので、正直細かい作業にはハンデがありました。
最近はニトリルグラブといってパウダーレスの合成ゴムの製品がかなり一般的になって、ラテックスと比べて装着感はほぼ遜色なく、重宝しています。ゴムに特有な臭いもなく、ほぼ無臭というのも良く、価格も若干安め。
当院でもアレルギーのありなしに関わらず、ニトリルグラブオンリーにしようという流れです。





当院の診療用グラブコーナー。
手のサイズがいろいろありますが、当院では、最近はニトリルグラブの方がメインになってきているようです。



ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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