福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

抜歯矯正か否か?

2017-04-29 | 歯並び、矯正の話

高校生で矯正ご希望の患者さん。
上の前歯の出っ張りや隙間の改善のご希望です。








前歯が出っ張っている患者さんでは、通常噛み合わせが深く、この患者さんでも下の前歯が上の前歯を突き上げたようになっています。
その結果前歯がバラけて隙間が見られます。
この患者さん、前からの写真では分かるのですが、下の前歯が1本先天的に欠如しています。
この部分の欠如は珍しくなく、永久歯への生え変わりが進むにつれて、1本欠如ほどの隙間でしたら、この患者さんのように自然に閉じることもよくあります。
ただし、上下の歯の数が違いますので、相対的に上の前歯が出たように見えたり、かみ合わせが深くなります。
程度が軽度であれば矯正治療なしでもOKということになります。下の歯並びの真ん中はズレますが、まず審美的には問題ないし気づかれません。
ところがこの患者さんの場合、著しく上の前歯が突出していて、口を閉じにくい状況も起こっています。閉じにくい状況が続いて悪化したとも考えられます。
理想的に上下の真ん中を合わせると考えると、下の前歯をもう1本、上の左右第1小臼歯、合計3本の抜歯例となります。
私も最初はそのように考えていましたが、歯型の分析などを行った結果、0本抜歯でスタートして、半年後くらいに再評価としました。
若干噛み合わせが深く、上下の真ん中が合わない仕上がりが予測されますが、奥歯の噛み合わせが良好で歯のサイズも大きくないので、非抜歯で十分改善されると考えています。
やはり3本抜歯と0本抜歯では大きく異なりますので。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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