福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

今さらですが、シーラントの話

2017-07-06 | むし歯予防の話

当院では例えば5人新しい患者さんが見えたら、そのうち3人が予防希望で来院されるという感じです。
健診、歯磨き指導、フッ素塗布などをご希望ですが、シーラントをご存じない保護者の方が割と多いと思います。
奥歯のかみ合わせ部分は歯磨きしても歯垢が残りやすく、虫歯になりやすそうとは通常思いますよね。その通りです。
ただし年齢によって、歯によって、虫歯になりやすい時期、部位は違います。なりやすい部位、年齢をターゲットに予防すればリーズナブルです。
シーラントは虫歯になりやすい奥歯の溝を埋めて予防する方法で、約8割の予防効果があります。
なりやすい歯の代表は、乳歯では一番奥の第2乳臼歯、永久歯では大きい奥歯、第1大臼歯と第2大臼歯です。時期的には出てから3年~4年ほどです。
これらの歯に、この時期にシーラントを行うのが効果が高いと言えます。
シーラントは歯を削って詰めるものではありませんので、いずれはすり減ったりして消失しますが、期間限定とも言えますので、それでも全くOK。






シーラントには歴史が長いレジンシーラントと、後発のグラスアイオノマーシーラントがあります。
まだまだシーラントと言えばレジンシーラントを行っている医院が多いようですが、当院では主としてグラスアイオノマーシーラントを使用しています。
乳歯の場合、3歳過ぎから奥歯のむし歯リスクが高まって来ますのでシーラントが望ましい年齢になります。
ところがレジンシーラントはかなり手間がかかって、3歳児にはつらいものがあります。
当院で使用しているFUJI9というグラスアイオノマーですと、乳歯奥歯4本でも数分で終われるという、患者さんにとっては随分楽な処置になります。
もちろん処置する側も楽ですね。
虫歯予防は地道な毎日のケアが基本だと思いますが、シーラントは歯科医側ができる簡単で効果的なむし歯予防メソッドですね。仕上げ磨きも楽になります。
適切な時期に適切な歯限定で行うことをお勧めします。

ちなみに今日午前は、今年4月開園の新しい保育園から依頼があって、80名ほどの園児の歯科健診。今日でやっと私の歯科健診シリーズは一段落。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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