クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

いよいよ終末を迎える仙台の719系電車

2017-02-16 20:43:16 | 南東北地区

 一昨日、JR東日本新潟支社は、485系R編成のさよなら運転のびゅう商品の販売を発表しました。3月18日には酒田往還、3月19日には直江津往還とするそうです。
 JR東日本管内でお別れ運転となるのは485系3000番代だけではありません。3月3日には烏山線40系がさよなら運転となり、仙台の719系も一気に廃車モードに入ります。今回お伝えするのは仙台の719系です。
 仙台の719系は1989年にデビューし、42編成が配置されました。東北本線、仙山線を中心に運用され、2007年6月30日の夕刻からは磐越西線の顔ともなりました。その中で、磐越西線カラーのH10編成~H15編成及びS27編成は通常は郡山車両センターに常駐し、交番検査まで実施されています。その中で、S27編成は「フルーティア」としてびゅう商品専用車両となっています。しかし、2016年12月10日からは721系1000番代が営業運転に入るようになり、私の知る限りではH21編成、H24編成、H32編成、H33編成が廃車となっています。そして、来月の改正では磐越西線でもE721系が導入され、上り8本、下り11本がワンマン列車となります。
 前置きはこれくらいにして、最近の仙台の719系電車にまいりましょう。磐越西線の駅も登場しますが、どうぞご覧下さい。



2017年1月2日。仙台駅にて東北線570Mを。H40編成+H36編成でした。



2番線に移動して東北線521Mを。H25編成+H30編成でした。



2017年2月5日。会津若松駅にて磐越西線1225Mを。H28編成+H15編成でした。「フルーティア」が仙台に行っているので短めです。



しばし待ち、磐越西線1230Mを。H14編成でした。



そのまま磐越西線3233Mを。H12編成+H13編成でした。



折角なので、1230Mに乗車してみました。ドア間に2+4+2のセミクロスシートです。



広田駅に降り立ちました。平成20年7月4日改築の木造駅舎です。「ポケット広田」といいます。



右手には自動券売機がありますが、左手にはテーブル付きの待合所が。駅内文庫が備え付けられています。



で、会津若松方にはトイレが。駅舎の改築前後に建てられたと思われます。



会津若松駅に戻り、磐越西線1232Mを。H16編成でした。



そして、磐越西線3238MはH13編成+H12編成でした。



最後に、ダイヤ改正後を象徴するシーンをご覧下さい。取材日にはE721系P11編成が、12時23分頃に広田駅に「試運転」でやってきました。ワンマン列車を想定した習熟運転です。


 仙台の719系は以上です。現時点では719系は時折仙台駅に登場し、磐越西線に行けば赤べこの719系が当たり前のように見られます。しかし、3月4日以降は一気に過去帳入りするのは確かです。3月3日の夜からは磐越西線がE721系に染まるのではないでしょうか。そして、「フルーティア」はどうなるのでしょう。撮影・乗車は本当に今のうちです。JR東日本は、4本の新幹線を持ち、山手線などの金城湯池を抱えて、2つの自社系列の車両工場を有しているからこそ、分割民営化直後に登場したステンレス車を一気にお払い箱に出来るのです。
 次は、東新潟駅のバリアフリー工事についてお伝えします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング