室戸へ(3)

室戸へ(3)

Ｒ５５を室戸に向かってどんどん南下します。

高知県に入ったあたりからはずっと海岸沿いの道で、気持ちがいいです。

しかし、このあたりは大地震の津波が来たら大きな被害にならざるをえません。
まさに太平洋に向かって突き出している形の地形ですから。

そのため、少し高い避難場所への誘導表示が、国道沿いに次々と掲出されていました。

車の運転中に津波が来たらどうする？。
とにかく窓を開けて脱出できるようにするということでしょうか。

星野リゾート　ウトコに到着。

平屋横長型の建物です。すべての部屋がオーシャンビューになっており、朝日が部屋から見られる
ということでした。

海洋深層水のプールがあるのもここの特徴。今の時期は水は温かくなっています。
本格的に泳ぐプールではなくて、プカプカ浮いてリラックスたるための場所です。

さて、夕食。

界でもそうですが、星野リゾートの夕食は、量としてはそかんなに山盛りとかたくさん出てくるとかいうことはありません。
お盆かなにかに、あれこれいっぱい盛り付けられたものが一度に出てくるということもありません。
旧来からのベタベタの日本旅館型の「サービス」とは一線を画したサービスを提供してくれるのがいいです。

あ、そうそう、星野リゾートは顧客のデータベース管理ができていて、「奥様は鰻がよくないと以前にお
聞きしておりましたが・・」云々と食事の時間確認の時に聞かれました。

以前、界を利用した時にそのように伝えた記録がちゃんと残っており、それを参照したということですね。
今時は、当たり前のサービスかもしれませんが、ちょっと嬉しかったです。

料理の方はカツオをメインの食材にしたコースです。まあ、高知ですからね。

料理はそれぞれ工夫を凝らしたもので、驚くほとどというほどではないですが、どれもおいしくいただきました。



















星を見たりできる展望デッキがあり、リクライニングの椅子が用意されていたりします。
周囲の光が入らないようにするとかなり星が見えました。


建物の通路。左側が居室で、その先は海です。


つづく。